姫巫女
RaSeN | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
8800円+税 | 1Play6時間 | 属性:巫女、触手、妖魔出産 |
難易度:2 | Keyディスク初回必要 | オススメ:☆☆☆☆ |
鬼に戦いを挑む姫巫女たちの過酷な運命を描く
ヒロインの土岐穂乃香は平凡な女子校生だったが、鬼に襲われたことをきっかけに眠っていた「姫巫女」の力が覚醒する。姫巫女とは、古来から鬼と戦い続けている、特別な力を持った少女たちのこと。じつは穂乃香の家系を遡ると、ご先祖さまは高名な姫巫女を排出していた名家・朱鷺家にたどり着くのだ! ご先祖さまから受け継いだ鬼祓いの才能を活かし、穂乃香は長年に渡る鬼との戦いにピリオドを打てるだろうか?
©RaSeN
このゲームは鬼たちに戦いを挑む、姫巫女の姿を描いたノベル。コマンドは二択で表示され、正解を選ぶと次の章へ、間違うとゲームオーバーというデストラップ型の構成になっている。選択肢ごとにセーブ&ロードすれば、見逃すCGは基本的にはない。クリア後、回想モードに達成ご褒美イベントが追加されているので、それを見逃さないようにすれば攻略で苦戦することはないハズ。分岐に無関係な選択肢はないので、サクサク物語は進むよ。積みゲーを多く抱えてる人や、1本のゲームに多大な時間を割きたくない人にピッタリのシステムだね。ただ、ノベル的な読まされ感が強いので、ゲーム性を重視する人には物足りなさを感じるかもしれない。個人的には、カードバトルなどのゲーム性を盛り込み、臨場感を演出するタイプが好きだけどね。でも、テキストのみで描写した方が、物語の流れ・スピード感が損なわれないので、これはコレで正解だと思う。というか、ノベルにゲーム性を求める方が酷かもしれない。
ちょっと気になったのはテキストの表示形式。基本的には画面いっぱいに文字が表示されるノベルスタイルなんだけど、ゲームオーバーのHシーンになるとウィンドウエリアに文字が表示されるスタイルに切り替わってしまう…。今まで見慣れた視点・視野が乱されるのが不満だった。文字でHシーンが見えづらくなるのを防ぐためだと思うけど、だったら通常画面でも文字はウィンドウ表示に統一して欲しかったな。視点が安定しないと読み疲れるからね。個人的には、立ちキャラの表情を潰してまで画面いっぱいに文字を表示するメリットをあまり感じられないので、ノベルスタイルにこだわらなくてもイイような気もする。まぁ、文字表示はどんなスタイルでもOKって人にはマイナス評価にもならない部分だけど、個人的にはちょっと気になったッス。
気になる部分は文字表示ぐらいで、Hシーンの内容はバッチリ好み! 鬼と言っても俗に言う赤鬼や青鬼といった人間スタイルではなく、触手を持ったグチョグチョ系の異形生物。触手獣に近い感じの鬼なので、陵辱シーンはドロドロうねうね。触手好きの拙者にはたまらない展開になってましたっ! 触手が胎内に侵入し子種を大量に流し込み、汚れなき巫女を孕ませるシチューエーションがアツイ。巫女のボテ腹姿や胎内から出てくる異形の生物は、ちょっとプレイヤーを選ぶグロい展開なれど、鬼畜好きにはノープロブレム。むしろ大歓迎だ。デストラップ型のゲームオーバーHゆえ、ネチネチ犯され続けるような面白みは少し希薄だけど、ド〜ンと陵辱地獄に突き落とされる転落ぶりが痛快。お手軽にHを楽しみたい鬼畜ファンにオススメしたい。
(by イ・ヤン提督)