種をつける男
CONCEPT | Windows98/Me/2000/XP | 640x480 |
パッケージ版:6800円(税別) ダウンロード版:2300円(税込) | 1Play7時間 | 属性:孕ませ、中出し |
難易度:3 | パッケージ版:2005/7/29発売 ダウンロード版:2008/4/18発売 | オススメ:☆☆☆ |
自分の遺伝子を残すために孕ませ!
健康診断で癌の疑いがあることを知らされた主人公。その後の検査で癌ではなかったことが判明したものの、命の尊さ、儚さについて考えさせられてしまう。考えた結果、主人公が出した結論は自分の遺伝子を数多く後世に残さなければならないということ。つまり、できるだけ多くの女のコを妊娠させるということだった。あらゆる手段を使って中出しを続ける主人公。果たして何人を孕ませることができるのか!?
メーカー曰く、このゲームのコンセプトは、簡単、便利、シンプルで使えるゲームとのこと。このコンセプトの通り、ゲームはシンプルなコマンド選択型AVGで、難易度は低い。選択肢の数が少ないのに加え、すべての選択肢が分岐ポイントになっているので、単純にコマンド総当たりでゲームクリアできるはずだ。使えるゲームということでHシーンの一部はアニメーション。シーンによってはちょっと動きがぎこちないところもあるけど、おおむねいい感じになっている。特にHのクライマックスはなかなかのもの。中出しした後のトロ〜リはエロい感じでグッド。システム面でユニークなのは、通常の会話シーンでのVIEWコマンド。これは画面をスクロールして、ちょっとだけ立ちキャラの下の部分を見ることができるというもの。ゲーム期間が半年以上あるので、キャラによっては妊娠して外見が変化することもあるというわけ。だけど、外見が変化するキャラは意外と少なく、変化も控えめなので、この機能に関しては本当に必要があったのかは疑問。まあ、あって困るものでもないから、問題はないけどね。
ストーリーに関しては、あらゆる手段を使って孕ませるということで、鬼畜な展開を想像してしまうかもしれないけど、意外と和姦というかラブラブな展開が多め。女のコの方が主人公を好きになってしまい、子供を産むことを望むという展開が中心となっている。女のコが主人公を好きになる過程は強引というか、ご都合主義的な感じもするけど、ストーリー性よりもHを重視した作品ということを考えればこれで正解でしょう。実際にイベントはほぼすべてHシーンで実用性は十分。ただ、ちょっと残念なのは、登場する女のコたちは結構魅力的なのに、ストーリーの展開があまりにも性急すぎるために感情移入がしにくくなっている点。女のコとの出会いや初Hまでの過程をもうちょっと工夫すれば、もっと感情移入できたと思うんだけど…。
©CONCEPT
Hシーンはごく一部にフェラチオでのフィニッシュがある以外は、すべて中出し。腹ボテ状態でのHイベントもあるので、その手のイベントが好きな人は要チェック。意外というか残念だったは、母乳を使ったイベントがなかったこと。妊婦とのHということで絶対にあると思っていたんだけど、これは1つもナシ。意外といえば、1番最初にHをすることになる小鳥以外のキャラの単独ハッピーエンドがなかったことも意外といえば意外。中にはエンディングのないキャラもいるので、小鳥以外のキャラが好きという人は気をつけた方がいいかも。ともあれ、全体として見ればコンセプトに忠実な、安定感のある作品。孕ませや中出しという言葉にグっとくるなら、最後まで楽しめる作品だろう。
(by Suno)