姦狩〜凌辱報告書〜
Delta | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:3150円(税込) | 1Play10時間 | 属性:陵辱、探偵 |
難易度:8 | 2005/9/22発売 | オススメ:☆☆☆ |
探偵がターゲットの秘密を暴く!
主人公は平凡な興信所に勤める探偵。だが、その興信所には裏の顔があった。その裏の顔とは、調査で得られた情報を元に、調査対象を脅迫するというものだった。そんな主人公が請け負うことになった依頼は、家出娘の捜索、人妻の浮気調査、資産家の女子大生の素行調査の3つ。主人公は事件の裏に隠された謎を暴き、金と女を手に入れることができるのか!?
ゲームは調査対象周辺を聞き込みしたり、尾行したりすることで進んでいく。ある程度秘密を探り出したら陵辱、という展開になるわけだけど、調査対象であるヒロインたちがなかなか完全に屈服しないのがいい感じだね。陵辱ゲームの中には、1回陵辱しただけでヒロインが従順になってしまうものも多いけど、このゲームではヒロインが簡単には従順にならないので、じわじわと対象を追いつめていく過程を楽しむことができる。もちろん、その間になんども陵辱することになるので、イベント数も多くなる。攻略可能ヒロイン数は3人と決して多くはないけど、イベント数は1キャラにつき10回近くあるので、ボリュームは十分なんじゃないかな。
©Delta
そして、主人公がいい感じにロクデナシなのも素晴らしい。中途半端に罪悪感を持っている主人公だと、プレイしていてスッキリしないこともあるけど、このゲームの主人公は相手の弱みを握り、陵辱することになんの罪悪感も覚えないという人間なので、プレイヤーも余計なことを考えずに陵辱を楽しめる。鬼畜系の陵辱ゲームに取って付けたようなモラルを持ち出されても萎えてしまうだけだしね。
ストーリー的にはストレートな陵辱モノだけど、ゲーム的にはなかなか難易度が高くて、コンプリートには苦労した。調査の進め方によってイベントが分岐したりするんだけど、なにがフラグになっているのかが非常に分かりにくい。かなり繰り返しプレイしないと、完全クリアはできないだろう。そこで問題になってくるのがシステム的な部分。このゲームでは主人公の体力がゼロになると無断欠勤ということになって、無断欠勤が一定数になるとゲームオーバー。ところがメッセージスキップを使っていると、現在の体力が表示される部分もスキップされてしまう。これでは2回目以降のプレイでもメッセージスキップが使えなくて、繰り返しのプレイがかなりつらいことになってしまう。また、クリックに対する反応が鈍かったり、セーブしたいところでセーブできないことも問題。プレイ時間が結構長いゲームなだけに、ちょっとしたことでも大きなストレスになってしまうんだよね。やり込み要素のある陵辱ゲームというのはあまりないだけに、オススメ度☆4つつけようと思ったんだけど、システム面でマイナスなので、☆3つとなってしまった。もうちょっとだけ作り込んであれば、☆4ついけたんだけどなぁ……。今後、差分なりでこうした不満点が改善されることを期待。
(by Suno)