ままママッ!?
BLACKPACKAGE | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
8800円+税 | 1Play約5時間(音声オン時で約6時間) | 属性:母親 |
難易度:4 | Keyディスク必要 | オススメ:☆☆☆ |
エロエロな母親選びAVG
©BLACKPACKAGE
主人公はサラリーマンの父親と専業主婦の母親、由希子との3人暮らし。平凡だけど幸せな毎日を送っていた主人公だったが、父親が事故で急死。体が弱く、自分1人で主人公を養っていく自信のなかった由希子は実家に戻る決意をする。ところが主人公を待っていた祖父は、「こんな根性なしの娘に母親が勤まるとは思えない」と、3人の女性の中から新しい母親を選ぶように迫ってくる。主人公は母親として誰を選ぶのか?
システムはオーソドックスなコマンド選択型のAVG。シナリオの分岐ポイントはわかりやすく、ゲームの難易度は低め。セーブ、ロードはいつでも可能で、メッセージスキップも高速と使いやすいシステム。非常に快適なプレイが可能。セーブ可能数も36個と必要十分。
システム面で変わったところというと、アダルトカラーシステムがある。これは乳首や局部の色を変更できるというもの。ノーマルではピンクだったものがアダルトカラーを選択するとブラウンになるというものだ。ただ、アダルトカラーを選択したからといってシナリオやゲーム面で変化があるわけではないので、どれほどの意味があるか…。まあ、ユニークなシステムであることは確か。
攻略可能キャラは実母の由希子、祖父の秘書だっためぐみ、良家のお嬢様の美咲、祖父の愛人だった律子、お手伝いさんの珠代の4人。全員が年上キャラとなっている。物語の前半はドタバタコメディで進んでいくが、キャラも立っていて、かなり楽しくプレイできる。物語は基本的に、誘惑されてHへ雪崩れ込み…というものなので、ゲーム序盤からHシーンも用意され、Hシーン目的の人でもOK。母親としてのアピールのためにHを迫るというのはどうかという気もしないではないけど、年上の女性とのHを楽しむヌキゲーとしてはこれが正解だろう。
そして、ゲーム後半ではいよいよ母親を選ぶということになるわけだが、この部分はちょっと微妙。実母と死別したとかならともかく、由希子はすぐそばにいるわけで、その状態で由希子以外の新しい母親を選ぶということは由希子を捨てるということ。最愛の息子に捨てられて引きこもってしまう由希子、という描写がしっかりあるだけに後味が悪い。ゲーム前半が明るい雰囲気で進んでいただけに、この部分はちょっと…。母親としては由希子を選び、それ以外の女性とは恋人として付き合っていくというのなら、すっきりとした終わり方になっていたのではという気もする。もっとも、それだと母親選びAVGではなくなってしまうけど。やはり、細かいことは気にせず、年上の女性とのHを楽しむというのがこのゲームの正しい遊び方なのだろう。
母親ゲーとしてはどうかという気もする本作だが、年上の女性とのヌキゲーとしては良作。CGは差分抜きで82、イベント数もキャラによって違いはあるものの、4〜6程度用意されているので、十分に楽しめるはず。キャラ的にもちょっと頼りなくてかわいい母親の由希子がかなりいい感じ。もちろん、由希子とのHシーンもしっかり用意されているので、母親とイチャイチャしたいという人は最適。
(by Suno)