MAGICAL WITCH ACADEMY〜ボクと先生のマジカルレッスン〜

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魔力の制御よりも難しいのは……

©アトリエかぐや

主人公・ツカサは自分が持つ魔法の力のことで悩んでいた。とある事情で、彼は女性を見つめると相手を発情させてしまう能力を手にいれたからだ。彼が持つ能力を知った大魔法使い・シルヴィアは、とある魔法学院への入学を勧める。ここなら能力を制御するすべが見つかるはず、……そう意気込んでやって来たものの、驚いたことにここは男子禁制、女性だけの学院であった。魔力をカットする眼鏡のおかげで、最初こそ乗り越えられたものの、積極的なアプローチを仕掛けてくる女の子ばかり。はたして彼は自分の魔力を制御できるのだろうか……。

学院が舞台、とはいってもマップ移動はなく、毎日特定の女の子に会うことで物語が進展していくこの作品は、それほど難しいゲームバランスを有しているわけではない。目当てのキャラに会い続ければ、その彼女とのエンディングを迎えることができるからだ。6人いるヒロインたちは、どのキャラも個性的で、いわゆるツボを抑えた性格付けがなされているため、好みの彼女を見つけるのは難しくない。

もちろんただクリアしただけで終わり、ではない。ある程度親しくなるとさまざまな特殊能力−−触手やふたなりといったHな−−を手に入れる。しかしこの能力は、追いかけている女の子相手には使えず、別のキャラと親しくなったときに初めて使えて、+αのHなシーンを見ることができるのだ。どのキャラと組み合わせたら見ることができるのか、を探しだすのはこのゲームの大きな楽しみといえる。

Hシーンは大量に用意されており、各キャラのストーリーとうまく絡んでいる。しかもツカサは巨根のうえに絶倫なので、女の子っぽい容姿なのに何度も何度も容赦なく彼女たちに精をたたきつける。ヒロインを担当している声優さんたちの台詞は長く、熱演も手伝って、SEXシーンの臨場感は群を抜いている。同意の上でのHがほとんどすべてなので、思う存分乱れる彼女たちの姿を心ゆくまで味わえるのだ。自分が持つ魔力も手伝ってか、処女だった女の子がだんだんとその本性を現し、彼とのHにのめりこんでいく姿には、思わずこちらも股間が大きくなってしまうだろう。

CGモードは射精位置の分岐CGも含められているため、かなり多い。クリアしたあとのハーレムルートも用意されており、ボリューム満点のこの作品は、最大インストール(約2.3GB)を選べばKeyディスクが不要になる。ぜひとも容量を確保し、心ゆくまで嬌声を耳に響かせつつプレイしたいゲームだ。

（by 月面宙蛙）