あやまちの密愛~夫に言えない義父との淫交~
アパタイト | WindowsXP/Vista/7 | 800x600 |
ダウンロード版:1470円(税込) パッケージ版:2100円(税込) | 1Play1時間 | 属性:人妻、寝取り |
難易度:7 | 2011/8/19発売 | オススメ:☆☆ |
息子の妻と関係してしまった主人公
1年前に妻を亡くした主人公は、息子夫婦と同居することになった。ようやく家族として打ち解けてきた矢先、息子の海外赴任が決まり、主人公と息子の妻の坂崎明日菜の2人だけの生活が始まった。そんなある日、眠れないまま台所に向かった主人公が見たものは、明日菜がオナニーをする姿だった。さらに、明日菜が自分に想いを寄せていることを知ってしまった主人公は……。
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まずはゲームのボリュームからチェックしていこう。CG枚数は差分抜きで15枚、イベント数は16となっている。本作はダウンロード版とパッケージ版で価格差が大きいのだけど、ダウンロード版なら価格相応といったところだろう。パッケージ版の場合は壁紙、NGボイス、テーマ曲が収録されているものの、ややコストパフォーマンスが悪いなぁという印象。購入するならオススメはダウンロード版ということになるかな。NGボイスは、それまで喘いでいたのがいきなり素に戻るのが面白かったけどね。
ゲームの内容に目を移すと、主人公やヒロインの行動や考え方の一貫性のなさが目につく。あるシーンでの主人公は息子の妻と関係するなど許されないと悩んでいたのに、次のシーンではそんなことお構いなしにヒロインに襲いかかっていく。これでは今まで悩んでいたのは何だったの? と思ってしまう。ヒロインである明日菜も同様で、積極的に主人公に迫ってきたかと思うと、次のシーンではこんなこといけませんなんていいだし、その変わり身の早さは二重人格かと思うほど。開発段階でシーンごとにプロットを作り、ゲーム全体としてのストーリーの流れを考えなかったせいでこうなったんだろうけど、もうちょっと何とかして欲しかったなぁ。
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HシーンはCGのクオリティは高く、エロさも実用的といえるレベル。ここまでは良いんだけど、問題はシステム面だ。本作のHシーンは愛撫したいところを画面クリックし、どこをクリックしたかによって明日菜の反応が変わってくるシステムとなっている。公式サイトでは「低価格タイトルだから…絵とCGを出しておけば…なんて事はございません!!」というアオリ文句が掲載されている。その意気や良し! といいたいところだけど、複雑なシステムを採用したからといって、ゲームが面白くなるかというとこれは別問題。選択が正解だったのか不正解だったのかの判断がつかず、不必要に難易度を上げてしまっただけのような気がする。また、こうしたシステムを採用するのなら、台詞のパターンをかなり多く用意しておかないと同じ台詞を何度も見ることになってしまうものだけど、本作では残念ながら台詞パターンが少なく、Hシーンの最中にメッセージスキップを多用することになってしまった。ヌキゲーでこれは結構致命的だと思うんだけどね。
息子の嫁を寝取るというコンセプトは良かったし、CGやキャラクターデザインも問題ナシ。ただ、コストなどの面で制約の多い低価格ソフトで、中途半端に複雑なことをしようとしたのが失敗だったんじゃないかな。シンプルにエロを楽しめるようになっていれば、オススメ度で☆1つプラスできたと思う。というわけで、オススメ度は☆2つとしたい。
(by Suno)