地味な私と、可愛い女の子達との×××エピソード
Moviendo | WindowsXP/Vista/7 | 800x600 |
2100円(税込) | 1Play4時間 | 属性:レズ |
難易度:1 | ダウンロード版:2011/9/16発売 パッケージ版:2011/9/30発売 | オススメ:☆☆ |
薬の影響で女のコに迫られるようになってしまい!?
地味であることが唯一の特徴のような主人公・地味子。そんな地味子が友人でありマッドサイエンティストの弓子の淹れてくれたお茶を飲んだことで、事件が起こる。そのお茶には弓子が開発した新薬、メロメロリン(仮名)という薬が混入しており、その効果によって地味子に注目した女のコは、彼女にメロメロになってしまうようになったのだ。次々に女のコたちと×××な行為をすることになってしまった地味子だったが!?
©Moviendo
まず最初にいっておくと、本作は「ゲーム」ではない。プロローグが終わると出現する7つのエピソードを読んでいくだけのもので、ゲーム性は皆無だ。補足しておくと7つのエピソードを読み終えるとエピローグが選択可能になり、エピローグを読むとオマケシナリオが選択可能になるシステム。7つのエピソードはどんな順番で読んでも構わないのだけど、ストーリー的には番号の順番通りに読んでいくのが一番自然かな。それはともかく、「ゲーム」を求める人は手を出してはいけない作品だね。
では、収録さているエピソードはどんなものかというと、メロメロリン(仮名)の効果を解除するためには、地味子が女のコをイかさなければならないという設定で、地味子にメロメロになった女のコたちと地味子がHをするというものばかりだ。登場キャラは学園の後輩や先生、妹、メイドさんなど11人。中には幽霊なんていうキャラもいて、バリエーションは豊富といえる。ただ、基本的に主人公の地味子が大人しい性格であること、イかせるといっても手や舌でイかせるだけなどの理由から、イベントが単調になりがち。1つだけ地味子がバイブでイかされるというイベントがあるけど、それもかなり大人しめの内容だ。これだったら登場キャラの人数を減らして、1人のキャラをもっと掘り下げた方が良かったんじゃないかなぁ。イベントを繰り返すたびに薬に耐性ができて、より強い刺激が必要になるという設定にすれば、イベント内容の過激化も不自然ではなくなるしね。
©Moviendo
それから、イベントの描写が淡泊というか、かなりあっさりめなのも気になるところ。イベントの中には幽霊とのHや電車の中で痴女に襲われるなんていうのもあるのに、地味子はいとも簡単にそんな状況を受け入れてしまう。それでもひたすらエロエロになっていくというのなら面白味もあるんだけど、感じ方は控え目で、イったりイかされたりするシーンも「えっ、これで終わり?」といいたくなるほどあっさりしたものとなっている。この作品は本質的にはヌキゲーだと思うのだけど、これだと実用性にもちょっと疑問が残る。なにはなくとも、Hシーンの描写にはもっと気合いを入れてほしかった。
最後にゲーム全体のボリュームチェックを。イベント数は9、CG枚数は差分抜きで30枚となっているので、価格を考えれば十分なボリュームだろう。エピソード1つあたりのシナリオ量は少なめだけど、エピソード数があるのでトータルでのシナリオ量はそれなり。これでもっとエロくて実用性があれば、オススメ度がぐっと上がったんだけどねぇ……。というわけで、オススメ度は☆2つ。CGが気に入って、百合モノが好きなら。
(by Suno)