虐襲4
ANIM | WindowsXP/Vista/7 | 1024x768 |
パッケージ版:9240円(税込) ダウンロード版:6800円(税込) | 1Play10時間 | 属性:触手、異種交配、姫様、輪姦調教 |
難易度:8 | 2011/8/26発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
蟲の力を借りて姫たちを思う存分蹂躙せよ!
©ANIM
栄華を極めたギラン帝国が滅亡し、大陸は群雄割拠の時代へと突入した。ゴルガ王率いる北の大国グレイブロが最も勢いのある軍事国家であり、主人公のグレン王子は、父の覇業を支えるため数々の武功をあげていた。しかし、大陸公路の要所を支配するガリュス国へ侵攻すると、思わぬ悲劇が待ち受けていた。ガリュス軍の姫騎士フレイの迎撃作戦にしてやられ、ゴルガ王は戦死し主人公も捕らわれてしまったのだ。しかも、地下牢に幽閉された主人公は、家畜同然の扱いを受けたあげく、男性器を切除される去勢の刑まで受けさせられたのだ…。生きてるのが不思議なぐらい、身も心もボロボロにされた主人公だったが、ある夜父から譲り受けた指輪が暗闇の中で輝き始めた。そして、指輪は復讐の手助けをすべく、強大な魔力を主人公に与えたのだった。はたして、復讐の鬼と化し蘇ったグレンは、ガリュス王国と宿敵フレイを軍門に下せるだろうか?
このゲームの目的は、ガリュス王国の支柱であるフレイ、ミュリア、トルク、イヴェルを調教し、彼女たちを意のままに操ること。最終的には王位を禅譲させ、ガリュス王国を乗っ取ろうというワケだ。一般的な姫さま陵辱ゲーの場合、“国盗り物語”部分にはあまりスポットを当てずに、調教シーンをメインに構成するスタイルが多い。が、本作は帝国の興亡をガッツリ描いており、戦記モノとしても楽しめる内容になっているのねん。主人公がフレイたちに敗北し、地下牢で触手の力を手に入れるプロローグだけでも、数時間に及ぶ長編ストーリーが描かれているのねん。ヌキゲーでありながら、物語も楽しめたのは嬉しい誤算だ。
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本作はストーリーの出来も秀逸だが、Hシーンのエロさ加減も絶品でござるな。見どころはなんと言っても超ハードな触手責め。極太触手を胎内にねじ込むだけでなく、触手から出る成分で体内を改造し、内臓=性器のようにしちゃうのねん。肉体改造を施してからの輪姦調教や肉便器調教がスゴすぎ! 個人的に一番ドキドキしたのは卵巣破壊調教ッス。卵巣を触手で握りつぶす瞬間、最高の快楽を得られるよう処置するのだが、卵巣を破壊されるってことは赤ちゃんが出来ない身体にされちゃうワケだ。女を捨てさせる変わりに、女として味わえる至高の快楽を与えるなんてエグすぎですぜ。情け無用の調教が怒濤の勢いで繰り返されるので、触手調教ゲーが好きな人は絶対ハマると思うよ。
ハードすぎる陵辱調教はプレイヤーに罪悪感を感じさせるものだが、本作にはそういった後味の悪さはあまり感じない。というのも、プロローグで敗戦を経験した主人公は、その時超ドイヒーな拷問をされ男性器まで切られている。王妃を養豚場送りにしたり、卵巣破壊調教を施するくらいでようやくイーブンといった感じ。一方的に主人公が責めるのではなく、“お互い様”という設定にしてるのは上手い手法だと思う。また、主人公は鬼畜な陵辱調教ばかりしてるように見えるが、メインヒロインのフレイに対しては純粋な恋心を抱いており、そのピュアな心は触手人間になっても変わらない。調教ゲーでありながら、純愛ストーリーも楽しめる構成になっているので後味の悪さを感じにくのかも。主人公の性格が始終高潔な武人タイプなのも、感情移入しやすい要因かもしれないね。
というワケで、エロ良しストーリー良しの秀逸な作品なので、拙者の評価は★4つ。本当は★5個にしようかと思ったのだが、唯一の欠点は難易度設定にある。分岐ポイントがメチャ多く、すべてのイベントを制覇するのがかなり厄介なのねん。ヒント付きのフローチャートを開くともできるが、それを使ってもCG制覇は結構厳しいでござる。本編が長いので、繰り返しプレイ自体がシンドイのねん。拙者は回想が114/122、CG達成率93%で挫折。この状況でクリアしたエンディングは8/16。もうちょっと難易度を下げた方が、プレイしやすくなると思うのだが…。とはいえ、ストーリーの完成度、エロのクオリティは申し分なし。オススメの逸品でござる。
(by イ・ヤン提督)