神楽黎明記~なずなの章~
でぼの巣製作所 | Windows7/8/10 | 1280x720 |
3000円(税別) | 1Play10時間 | 属性:巫女、妖怪、異種姦、ローグ型RPG |
難易度:5 | 2018/7/13発売 | オススメ:☆☆☆☆☆ |
初期神楽シリーズのヒロインに再び会える黎明記第6弾
霞ノ杜神社所属の退魔巫女・雷道なずな。大賀温泉郷の一件後も妖怪退治を続ける彼女に新たな仕事の依頼が舞い込む。依頼主である深杜神社の神主によると、数日前から神社周辺で大量の妖怪が発生しだしたらしい。近くの霊脈が汚染されているかもしれないと調査に向かうなずなだが…!?
“何度も遊べるHな巫女さんローグ型RPG”として妖怪と巫女ヒロインの異種姦、加えてハクスラ系RPGとしての高いゲーム性で不動の人気を誇る神楽シリーズ。新シリーズの『黎明記』では1作1ヒロインにスポットライトを当てた低価格ソフトとしてリリースされ続けている。第6弾となる今作でヒロインを務めるのはでぼの巣製作所の記念すべき処女作でもある『神楽道中記』のヒロイン・雷道なずなだ。もう一人のヒロインであった嵐山いぶきも先に第4弾でヒロインを務めたので、なずなが再登場することを期待していたファンもいることだろう。クールでキツい性格で妖怪退治を行う金髪美少女巫女として、彼女を気に入っていた人は多いはず。かくいう自分も“なずなの新しい敗北Hが拝めるなら…”と本作を手に取ってしまった次第だ。前回購入した『ちはやの章』もそうだが、好みのヒロインがお当番の時に気軽に手に取れるのが低価格ソフトの利点だろう。
前回『ちはやの章』をプレイした際も感じたが、低価格ソフトとしてはゲーム性の高さ、ローグ系RPGとしての完成度の高さは折り紙付きだ。仲間を増やし、引き連れながらダンジョンを進んでいくのが相変わらず楽しい。敵としてはやっかいな妖怪も味方になれば頼もしく、愛着が沸くというもの。特になずなの場合は原作で仲良くなった鎌鼬くんが初期仲間として登場するのが嬉しかった。思わず優先して強化したくなるというものだろう。他にはデバフを撒き散らす疫病神がラスボス戦でも役立ってくれてお気に入りになった。ダンジョンで敵を倒すと敗北シーンが回想で観れる言霊を落とすのも便利な点。わざと敗北する必要がなく、普通にダンジョンを攻略していけばおまけ回想も埋めていけるというストレスフリーな作りになっている。2種類の敗北シーンも1回目と2回目が完全に別物なので、1匹の妖怪につき2回の敗北Hを楽しむことができる。また、最近のAVGではわりと見かける演出だが、会話シーンでヒロインの立ち絵が動く演出(Live2Dアニメーション)も個人的にはとても好みだった。金髪美少女がひょこひょこ動きながら会話シーンが観れるのは単純に可愛いんじゃないでしょうか!
外見こそ可愛らしいなずなだが、本作の醍醐味は妖怪との敗北異種姦H、ヤラれる時はガッツリ犯られる。1回目で処女を奪われ前を徹底的に責められたら、2回目ではアナルを狙われたり、口内にたっぷり射精されたり、ちっぱいをねちっこく責められたりと各妖怪によって全身くまなく凌辱される印象を受けた。中にはハンザキに卵を産み付けられ、強制出産を体験させられちゃうハードな凌辱も用意されている。ボス妖怪の敗北Hではアニメを採用されているものもあり、より臨場感が増した敗北Hが楽しめた。ダンジョン3つ、妖怪9種×2と低価格で気軽に遊ぶには十分に満足できるボリュームといえるだろう。なお、本シリーズは今後も続くようで第7弾の予告情報も発表されている。次回は第1弾でヒロインを務めた杜崎莉音が再登場するとのこと。いわばお当番の2周目に入るようなものだろうか。各ヒロインとも1回目の活躍の続きが見れるなら、このシリーズを追っているファンには実に楽しみなところだろう。次作では新たに妖怪化エンドというバッドエンドも用意されるらしい。エンディングにマルチ要素が加わるのは、これまた嬉しい改良点だろう。シリーズを続けながらヒロインを変えるだけでなく、システム的にもパワーアップしていくところがこのシリーズの凄いところではないだろうか。