プリンセスクライシス
Triangle | Windows8/8.1/10 | 1280x720 |
8800円(税別) | 1Play8時間 | 属性:変身ヒロイン、凌辱、異種姦、ファンタジー |
難易度:2 | 2020/12/25発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
何度その身を汚されようとも気高き戦姫たちは戦い続ける…
人間、妖精、小人、獣人――四つの種族が平和に暮らす辺境の島・ローレンシア。その平穏はかつて島を恐怖と絶望で支配した魔王に四種族の英雄が団結して挑み、激闘の末に勝利、封印して手に入れたものだった。それから数百年――人々が魔王の脅威を忘れ始めていた頃、突如島全体を揺るがす大地震が起きる。その震源は魔王を封じた迷宮・ツヴィンガだった。これを魔王復活の予兆と危惧した四種族は、封印結界を作った魔導士の子孫である主人公・ベルナールにその調査を命じる。そして調査に赴いたベルナールは、迷宮内で目覚めつつある魔王と遭遇…。だが、魔王から『復活に協力すれば若返らせてやる』と誘惑され、それに応じてしまう。かくして魔王の配下となったベルナールは、魔王を再び封印すべく送りこまれた四種族の姫君たちと対峙することになり…!?
©2020 Triangle / Route2
変身ヒロイン系の作品を得意とするTriangleの最新作が登場。魔王の配下となった主人公が、種族の異なる四人の高潔な姫君を打ち負かし、凌辱していくという、この手のジャンルでは王道的な内容の作品だ。魔王の甘言に乗り、その配下となった主人公・ベルナールは、普段は学園の教授として魔王封印を目的とする4人の姫ヒロインに協力しつつ、いざ彼女たちが迷宮攻略を行う際には魔王の力で若返った謎の男・トレイトルとなり、彼女たちと対決していく。表向きはヒロインに協力しつつ、裏では敗北調教を行っていくという流れは同ブランドの代表作『魔法戦士』シリーズでもお馴染みの展開で、従来ファンには馴染みやすいものだろう。変身ヒロイン物では敗北すると凌辱バッドエンド、正規ルートでは凌辱回避で進行…というパターンも多い気がするが、本作の場合は一本道でガッツリ犯られちゃうのでご期待を。魔王復活の為には4種族の姫の力を得ることも必要で、そのためにヒロインたちを犯し、Hに覚醒させていくのだ。高貴な姫君が容赦なく処女を奪われ、それ以降もさまざまなシチュエーションで何度もヤラれちゃうのは変身ヒロインモノならではの魅力がタップリ。主人公がトレイトルとなって姫を凌辱し、その様子を教授に戻って姫本人から報告を受けるというのも面白い。何度犯されても気丈に立ち向かっていく姫ヒロインたちの姿もGOOD。また、主人公をサポートするために魔王が与える補佐役のサブヒロイン・パウラもユニークな不思議な性格で好印象だった。魔王の力を借り受けるにはパウラとHする必要があり、彼女とのHもバッチリ用意されているのでお楽しみに。なお、ヒロインとの対決シーンでは3すくみの関係を使ったジャンケンのような戦闘システムが取られており、ちょっとしたミニゲーム感覚で楽しめる。ただ、この戦闘は最初からスキップ可能(即時勝利)なので、サクサク進めることもできるストレスフリーな設計だ。
©2020 Triangle / Route2
Hシーンは基本的には主人公が自ら手を出すものが大半だが、中にはゴブリンやゴーレムに襲わせたり、触手を使ったHなどTriangleらしい凌辱Hも用意されている。迷宮攻略の進行度とともにHの方もハードになっていくので、そのあたりは見どころだろう。ヒロインは4人いるわけだがストーリーは1本道で、どの姫から攻略していくか攻略順は選ぶものの、結局は全員を手にかけながら進むことなる。周回プレイなどせず、1周で全員をたっぷり凌辱することができるのだ。姫たちも犯され続けることで次第に快楽に浸食されていき、日常生活でも乱れた姿を見せてくれる。本来の姿で彼女たちを支えながら、好感度を得ていく展開も美味しかった。特に性欲が溜まってどうしようもなくなったエルフの姫・セレスティアに対処法としてオナニーを教えたり、媚薬を盛られてしまって発情した獣人の姫・フィオレにエッチで助けたりと、ムフフなサービス展開もいくつか用意されていた。ただ、魔王の配下として姫たちを騙しながら暗躍する主人公だが、実際はそこまで鬼畜なタイプではなく、ストーリーの方も意外にも…な締め方だった。どちらかと言えば王道ハーレムが好きな人に向いている作品だろう。個人的にはハードな悪堕ち展開などあっても面白いかったかもとは少し感じたところだ。とはいえ、ブランド初登場となる人気絵師たちが描く新ヒロインが活躍する、新たな変身ヒロイン作品として十分楽しめたので、変身ヒロイン敗北エッチが好きな人、Triangleブランドのファンには間違いなくオススメできる良作だ。
(by RYO)