虜囚女教師～肉欲の放課後～

美人女教師に仕掛けられた淫靡な罠とは？

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主人公の羽賀敦はごく平凡な学生だったが、ある日を境にデジャ・ビュを頻繁に見るようになり、日常生活に妙な違和感を感じ始めていた。そんな時、学園に奇妙な噂が流れ始める。放課後の校舎内に不思議な歌が流れ、それを聞いた女学生は気を失い、意識を失っているうちに犯されてしまうらしい。敦が思いを寄せている杏子は、学生会の副会長として噂の真相を突きとめようとするのだが…。はたして、平和そうに見える学園で、一体何が行われているのだろうか？

本作には大きな欠点が二つある。まず指摘したいのがCG枚数。フルプライスのソフトしては、基本CG64枚というのは少ないね。これじゃミドルプライス作品と同レベルだ。シナリオ重視の萌えゲーならCG枚数が少なくてもある程度許されるだろうが、ヌキゲーでCGが不足気味というのは致命的と言えるだろう。ちなみにCGの内訳は、未来子先生30枚、杏子14枚、羽衣10枚、美早紀10枚になっている。未来子と杏子はハッピールートとバッドルートが用意されてるが、羽衣と美早紀はハッピールートのみ。バッド系の凌辱イベントがないためCGが少なくなっているのだろう。凌辱シーンがウリの作品なのに、なぜ全キャラにバッドルートを設定しなかったのか謎である。

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そして、もうひとつの欠点はシナリオのボリュームだ。CGの少なさを挽回するほどの文字量はなく、体感的にはミドルプライス作品と同レベル。コストパフォーマンスを重視してる人には、ちょっとオススメしにくいね。また、シナリオの内容も盛り上がりにかける展開でござった。せっかく未来からやって来たタイムトラベラーや、平行世界の住人という興味深い設定を盛り込んでいるのに、淡々とＨシーンが発生し、拍子抜けするオチで終幕を迎えてしまうのは微妙ッス。壮大な物語を予感させる設定だっただけに、尻すぼみ感が強い味気ない展開にガックリ…。もう一捻り何かあっても良かったんじゃ？

CGとテキストのボリュームはイマイチだが、Ｈシーンのクオリティは上々だ。肉感的なプロポーションで描かれたヒロインはモロ拙者の好み。とくに媚薬を未来子先生に注射し、昼夜を問わずに犯し抜く輪姦シーンは絶品ですな。白濁まみれの未来子先生に大興奮！　女教師凌辱モノが好きな人は必見でござるよ。ただ、ちょっと残念だったのは、主人公の目の前で犯される寝取られシーンがなかったこと。「大切な人を奪われた」という喪失感や悔しさを味わわせるため、敢えて凌辱される姿を主人公に見せつけた方が良かったのでは？　主人公の前から突然失踪し、悪党に犯されフェイドアウトというのは、ちょっと中途半端な気がしたッス。

中途半端といえば、ハーレムルートがなかったのも残念だね。せめて複数のヒロインが同時に捕まり、無茶苦茶に犯される展開があっても良かったと思う。多人数プレイを描けば必然的にCG枚数が増え、ボリューム不足には陥らなかったんじゃないかなぁ。ちょっと言葉は悪いけど、本作の完成度は粗挽きというか、未完という印象を受けたッス。羽衣と美早紀のバッドルート、そしてハーレム展開を描いて完成形だと思う。というワケで、原画が抜群に良かったけど、ボリュームが不足してたので残念ながら★2個評価。今後の作品に期待したい。

攻略

   使い方

未来子先生のバッドエンドは2種類あるので両方確認しよう。羽衣と美早紀はハッピーエンドのみ回収すればOKだ。

（by イ・ヤン提督）

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