VenusBlood:Lagoon
Dual Tail | Windows7/8/8.1/10 | 1280x720 |
9800円(税別) | 1Play12時間 | 属性:戦うヒロイン、触手、孕ませ&産卵、悪堕ち |
難易度:5 | 2018/12/28発売 | オススメ:☆☆☆☆☆ |
復讐を誓い戦い続ける竜族の少女の先に待つものとは…?
はるか昔、竜と魔の大戦 “魔神戦役”が勃発した蒼穹大陸ロディニア。神竜エデンと魔神ザハークの激しい戦いはエデンの勝利に終わり、魔神は大地に封印され世界は平穏を取り戻す。だが、今の世界では神竜族の末裔と魔神ザハークの眷属であった魔竜族が大陸の覇権を巡って争っていた。そんな折、神竜族の中でも穏健派のエリーシス公国が大神官ガシェルの突然の襲撃を受け、一夜にして滅ぶという事件が起きる。第一王女であるティアはその戦いの中で母や弟を失い、自らも死の危機に直面する。その時、封印されていた魔神ザハークが復活、彼と契約を結んだティアは国を奪った大神官ガシェルへの復讐のために戦うことを決意する。国を奪われた皇女と太古の魔神、世界を相手にした二人の復讐劇の幕が上がった…。
人気の『VBシリーズ』の第11弾となる本作は、竜族のヒロインたちをメインに置いた復讐劇を描いたものとなっている。前作はRPGだったが、今作ではシリーズお馴染みの拠点制圧型のSLGに戻っている。ユニットの増員もお馴染みのヒロインの産卵で行うので、シリーズファンにはお手の物だろう。ゲーム中に用意されているユニットの数は数百にも及ぶので、そんな中からお好みのユニットをどんどん産卵追加させていく醍醐味は健在だ。戦闘時のチームである6人一組の師団も何十師団と作れるので気兼ねなく増やしていけるぞ。むしろ大部隊VS大部隊の戦略SLGなので、仲間を増やしていかないとゲーム攻略的には厳しいものがある。こう書くと戦略SLGということで難易度を気にする人もいるかもしれないが、ゲーム中には強制勝利スキップも行えるイージーモードも用意されているので、物語だけ楽しみたいという人も安心して手に取ることができるぞ。周回プレイを基本とするゲームシステムなので、最初はイージーから始め、徐々に自軍を充実させながら高難易度にモードに挑戦していくといったプレイも楽しいだろう。マルチエンディングの作品ということもあり、2周、3周と繰り返して遊ぶことができるやり込み系の大作ゲームだ。
ストーリーの方は国を滅ぼされた皇女の復讐劇ということで、少し暗めな内容となっている。自らが属していた神竜族へ反旗を翻し、魔神とともに他国を侵略していくことになる。魔神ザハークはとにかく女好きの鬼畜エロ魔神であり、女を犯すことで自分の眷属とする、同時に眷属を増やすための苗床にするため、ファンタジー系の触手凌辱が好きな人にはピッタリだろう。特にヤルことと産卵がセットとなっているので、Hシーンでは毎回のごとくヒロインの産卵姿も拝むことができる。子宮に淫紋を刻まれ、毎回ボテ腹を晒す様はなかなか見応えがあるぞ。ただ、今作の場合は犯すのは魔神ザハーク、もしくは彼の操る触手クンがほぼ全て。過去作には調教のために一般人に襲わせたりといったこともあったが、今回はそういったプレイもほぼない。主人公ともいえるザハークが次々にヒロインたちを自分のモノとしていくため、ちょっとしたハーレム要素的なものも感じた。ザハーク自身、オレの女は必ず守る! 的なとこがあり、鬼畜な行為に反して悪い印象は受けなかった。善ルートでもあるロウルートでは、仲間にしたヒロインたちと協力関係を築いていき、復讐から理想の為の戦いへと方向性も変わっていくので、共感できる人も多いだろう。
一方で、覇道であるカオスルートは復讐まっしぐらで突き進む、かなりダークな内容になっていた。味方は守るが、敵は徹底的に潰す、ということで敵対するものには容赦のない末路が待っている。ヒロインの悪堕ちというのはシリーズでもお馴染みだが、今作のティアの悪堕ちはまさに悪そのものといったものでインパクトが大きかった。某スター〇ォーズ的にいえば暗黒面に堕ちるといったところだろうか。また、どちらのルートにしろ物語全体がただの復讐劇で終わらない点も大きな見所といえる。超古代文明、願いを叶える竜杯による…!? など、SFファンタジーの要素が含まれていたものも驚きだった。封印された魔神の記憶が明らかになるにつれ、物語後半はあっと驚く展開が待っていたので、これからプレイする人はぜひ楽しみにしてほしい。
ヒロインの中で個人的に気に入ったのはレヴィアとテュポーンの魔竜族コンビ。特にテュポーンのお馬鹿なところに大いにウケた。完璧な機械ロボ子なはずが、常識が欠けているため、妙にズレてるところが魅力だろう。キャライベントの選択肢の中に「(どうしてオマエは)そんなにバカなのか」というものが出てきたのが最高だった。攻撃力の高いアタッカーとして活躍できるテュポーンなので、ぜひ1軍メンバーで使ってあげてほしい。
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(by RYO)