6人の女教師

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6人の女教師と過ごす冬休み

©BLACK PACKAGE

成績はギリギリの低空飛行ながらも、なんとかテストを乗り切り冬休みに突入した主人公。しかし、あまりの成績の悪さを心配した両親は、冬休みの間主人公を、名門学園の学園長を務める叔母に預けることにしてしまう。叔母の勤める学園に軟禁され、6人の女教師に監視されることになってしまう主人公。しかし、女教師の1人とＨをしてしまったことから、雲行きが怪しくなり……。

ゲームはごくオーソドックスなコマンド選択型AVGで、プレイ方法で迷うようなところはない。ゲーム自体は軽い方なので、その点でもストレスが溜まることはないだろう。できればクイックセーブをつけて欲しいな、とは思うけど、まあ、致命的な問題でもないしね。物語的には主人公がエロい淫乱女教師に押し倒され、Ｈされまくるというもの。ストーリー性がどうのと言うより、純粋にエロメインのヌキゲーと言ったところだ。

プレイしていて面白かったのが、このゲームの主人公は真面目なモラリストだということ。対して、女教師たちはＨに貪欲なエロ教師。と言うわけで、Ｈに突入するまでの流れは、女教師発情→主人公はなんとか説得しようと頑張る→女教師は聞く耳持たず主人公を押し倒す、というものばかり。普通、この手のゲームでは、たとえ真面目な主人公であってもＨっぽい雰囲気になれば、ある程度積極的になるものだけど、このゲームの主人公は最後まで「教師と学生がこんなことをするなんて……」と抵抗してくれる。Ｈが終わったあとも、「これからどんな顔をして先生に会えば良いんだ……」と後悔していたりするし。こういう主人公の場合、ゲーム自体のノリが悪くなりやすいんだけど、本作では女教師たちがそれを吹き飛ばすくらい淫乱でエロエロだったりするので、その心配はナシ。逆に主人公のダメっぷりが、女教師のエロさを際だたせていると言っていいかも。女教師たちがそんな感じなので、Ｈシーンは明るく、脳天気な雰囲気のものが多いね。

©BLACK PACKAGE

Ｈシーンで気になったのが、フィニッシュが外出しがほとんどであること。もちろん、ぶっかけでエロさを演出するというのはアリなんだけど、このゲームの場合、ぶっかけと言うには迫力不足。そもそも、主人公自身が「ぶっかけてドロドロにしてやるぜ！」と考えて外出しをしているわけじゃなくて、ピストンしている間に抜けちゃったとか、妊娠したらマズイからという後ろ向きの理由で外出ししているのがマズかったんじゃないだろうか。エロゲーはあくまでフィクション。フィクションであるからこそ、ガンガン中出ししてほしかったなぁと思ってしまう。外出しメインにするなら、豪快にぶっかけてエロさを出してもらいたかった。何事も中途半端はイカンと思うわけですよ。

Ｈシーンのフィニッシュには不満が残るけど、それ以外はヌキゲーとしては悪くない出来だと思う。淫乱女教師に主人公が押し倒されるコメディ、ヌキゲーに興味があるなら、プレイして損はないだろう。特に目新しい部分はないけれど、言い方を変えれば安定しているということでもあるしね。ただし、数学教師の松本瑛子以外は全員非処女ということは覚えておいた方が良いかも。その瑛子もＨはアナルメインなので、「ヒロインは処女じゃなくちゃ」と考えている人はちょっと辛いかもしれない。もっとも、淫乱女教師というテーマからすると、処女では逆に不自然だろうし、これはこれでアリだと思うけどね。

（by Suno）