コムスメ【孤高娘】
あんでる | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:3780円(税込) | 1Play6時間 | 属性:学園モノ |
難易度:4 | 2008/6/20発売 | オススメ:☆☆☆ |
堅物軍人娘がスパイになって学園に潜入
©あんでる
強大な軍事力を誇る帝国に、1つの機密情報がもたらされた。それは、共和国内に民間偽装された軍事訓練施設を発見したというものだった。事の真偽を探るためにスパイとして送り込まれることになったのが、主人公と堅物の入谷少尉だった。ところが、2人が潜入したのは、どこからどう見ても普通の学園。これまで経験したことのない、楽しい学園生活を送る2人だったが……。
物語は主人公たちの学園生活と、その裏で進行する軍の陰謀の2つを軸として進んでいく。このコンセプトそのものは悪くなかったと思う。大日本帝国っぽい世界観も悪くはなかった。だけど、実際のゲームはなにをやりたかったのかハッキリしない、中途半端な内容になってしまっている。平和な学園に紛れ込んでしまった軍人という、ギャップを活かしたドタバタコメディをやりたかったのか、軍の陰謀を中心としたシリアスな物語をやりたかったのか、中途半端になってしまっている感じがする。コメディとしては笑えないし、シリアスとしては物語の設定や展開が弱すぎた。コメディとシリアスと、どちらをメインにするのかしっかりと決めて、それを打ち出した方が良かったかもしれないね。
また、選択肢はあるものの、ストーリーはほぼ1本道で、キャラごとの変化がないのも辛いところだ。最初の1プレイはいいとして、2回目のプレイからはひたすらメッセージスキップをすることになってしまう。各キャラのルートでしか見ることのできないHシーンというのもあるんだけど、数は少ないし、内容的にもあっさりしたものなので、これを目的にプレイしろというのもちょっと無理がある。
©あんでる
ただ、地雷と切り捨ててしまうには惜しい作品でもあるんだよね。まず、キャラクター自体は決して悪くなかった。ひたすら真っ直ぐな入谷友里とか、「タヌキ」と評される麻誓有希なんかはキャラクターとして面白いし、明るくて素直なアメリア=バウアーや、高飛車なお嬢様のジャネット=グリムターゼ、なにを考えているのか分からないロリなリュシィ=ハルトマンも学園モノとしてはいいキャスティングだった。あるいは、この作品は章仕立てになっていて、章の合間には予告編が入るんだけど、この予告編が2パターンあったりと、決して手抜きをしているわけでもない。むしろ丁寧に作られた作品と言っても良いと思う。繰り返しになってしまうけど、せっかくの素材を活かすコンセプトを用意できなかったのが惜しかった。
とりあえず、総プレイ時間が短めで、手軽にクリアできるゲームなので、ゲームにあまり時間をかけられないという人、CGが気に入ったという人ならプレイしも良いんじゃないかと。できることなら、どんなゲームを作りたいのかを練り直して、リメイクしてもらいたい作品かな。
攻略
物語中に各キャラのHシーンのトリガーになる選択肢がある。その選択肢を選ぶとHシーンに突入。Hシーンを見たキャラは最後にキャラ選択で選べるようになるので、そこでエンディングを見たいキャラを選べばエンディングだ。
聞いてみる |
いや、みんなただの民間人だ |
怪しくない |
積極的に |
やろう! |
死力を尽くさせる |
死力を尽くさせる |
死力を尽くさせる |
死力を尽くさせる |
☆セーブ1 |
追いかける |
☆セーブ2 |
行かない |
全力で抵抗する |
引き上げる |
断る |
まだ抗議する |
【友里エンド】 |
☆セーブ2から |
行く |
顔/口 |
中に出す/体に出す |
☆セーブ3 |
全力で抵抗する |
引き上げる |
断る |
納得する |
イリヤ |
中に出す/外に出す |
【アメリアエンド】 |
☆セーブ3から |
あきらめる |
中出し/外出し |
☆セーブ4 |
引き上げる |
断る |
まだ抗議する |
イリヤ |
ジャネットの姿だ |
口に出す/顔にかける |
中に出す/外に出す |
【ジャネットエンド】 |
☆セーブ4から |
見返りを求める |
中に出す/外に出す |
☆セーブ5 |
断る |
まだ抗議する |
イリヤ |
局長の姿だ |
口に出す/顔に出す |
中で出す/外で出す |
【有希エンド】 |
☆セーブ5から |
悶々を収める |
中に出す/外に出す |
納得する |
イリヤ |
リュシィの姿だ |
中出し/外出し |
【リュシィエンド】 |
(by Suno)