背教学園〜操られた信仰〜

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催眠術を駆使し、前世の謎を解き明かせ

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前世において「時子」という恋人だったはずの女性に無残にも殺害されてしまった主人公。その記憶を現世にも受け継いだ彼は時子の魂を現代に持った女性に復讐することを狙っていた。そして遂にターゲットであろう女性がいると思われる学園に辿り着く。彼はここで心理カウンセラーとして勤務する傍ら、学生や同僚教師に催眠術をかけ、従順な僕へと洗脳していく。学園全体を復讐という名の凌辱で染めるために……。

催眠術を利用した凌辱を行っていくという洗脳モノ。催眠術が成功するかどうかは簡単なミニゲームで行われ（特定のエンドを達成するとスキップ可能）、成功すれば思うようにＨを楽しめちゃいます。メインとなるヒロインは3人ですが、脇役の女学生は多く、彼女たちを次々に毒牙にかけていけるのはいいですね。鬼畜度満点、ボリューム的にも申し分ないです。どのヒロインも非常に可愛いですし、凌辱系のゲームならではの展開が存分に楽しめることでしょう。中身のある凌辱ゲームを遊びたい気分の人にもってこいの作品だと思います。

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ストーリーの大きな謎となっているのが前世からの因縁の相手「時子」の存在。選択肢をどう進めるかでこの謎が解けたり、解けなかったりと分岐していきます。うまく情報を集まられないとゲームオーバー的なバッドエンドとなってしまい、そう簡単には崩せません。ただ、ストーリーの構成を示したフローチャートが用意されていますので、これを確認しながらプレイを繰り返せば正しいルートへ辿り着くことができると思います。真実も1種類ではなく、いくつかの違った結末が用意されてますのでシナリオ面の歯応えもかなりのものですね。時子の上にさらにボス的な存在がいたり、別の存在がでてきたりと楽しませてくれました。ただ催眠術で凌辱Ｈを楽しむだけの作品でない点に注目です。

全体的に質の高い作品なので、これなら買っても損はないでしょう。ただ、謎解きAVGという要素も入っているためか少々難易度は高めです。細かなバッドエンドが多いことでコンプリートするには何度もプレイしなければなりません。ルート分岐が複雑化していることもお手軽さを求めるプレイヤーにとってはマイナスかも。フローチャートはありますが、通っていない場所の条件はわからないというので、結局はプレイを重ねる必要があるわけです。特定のエンドを見ると、その方面のフローチャート条件は全開になるような救済機能があればもっと遊びやすかったかなと考えてしまいました。

（by RYO）