ターゲット〜堕ちる姉妹〜
DARKROSE | Windows98SE/Me/2000/XP/Vista | 800x600 |
2100円(税込) | 1Play1時間 | 属性:凌辱、輪姦、処女、レズ |
難易度:2 | 2007/11/30発売 | オススメ:☆☆☆(低価格) |
卑劣な手段でライバルを蹴落とせ
地元有力企業の跡継ぎとして育てられた主人公の河村孝は、学園で生徒会長を務めていた。孝と彼に従う者たちのことしか考えない不平等で横暴な学園生活を強いていた生徒会。再選して我が世の春を謳歌しようと目論んでいた孝の前に、クラスメイトの小日向あかりがライバルとして立ちはだかろうとしていた。ひどく評判の悪い孝にとって、優等生で人望を集めるあかりは強敵である。立候補を断念させるため、卑劣な手段を用いてあかりとその妹の麻美を堕としていくことに……。
本作はダウンロード版とパッケージ版が同じ値段で同日発売となっている。でも少々気になったのは、ゲームのタイトルバーは『ターゲット〜墜ちる姉妹〜』となっていること。DL販売店のタイトル表記がそうなっているところもある。メーカーの公式サイトでは『ターゲット〜堕ちる姉妹〜』となっているので、間違いだと思うのだが……。次回作以降ではこのあたりに気をつけてほしいかな。DL販売だとタイトルで検索する人が多いだろうからね。さすがに「墜ちる」で検索する人は多くないだろうし。
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それではゲームの中身のほうについてチェックしていこう。ヒロインはあかりと麻美の2人であり、ヒロインが2人いるためにCGの使い回しやシナリオ展開が早いが、低価格ソフトだからやむを得ないといったところかな。ストーリー展開は、麻美の処女を奪ったあとに屋上でのフェラ奉仕へと続き、処女喪失と同じCGが3回目のHシーンとして早くも登場していた。使いまわすにしてももうちょっと工夫することができるんじゃないのかと思わされてしまう。展開的には主人公の孝に与えられる快楽に溺れてしまった妹の麻美が、孝と一緒になって姉のあかりを積極的に責めていくというストーリーが綴られている。麻美が堕ちるまでは早すぎと感じることは間違いないが、あかりを堕としていく調教シーンはじわじわと嬲るさまをていねいに演出していたので楽しめることだろう。ペニバンで妹の麻美が姉のあかりをねっとりと責めたり、リモコンバイブで虐めたり、嬉々として浣腸したり……シチュエーションはなかなかだ。おかずゲーとしてはまずまずイケてると思う。
ゲームシステムのほうは特に問題となるような部分もなく快適にプレイすることができるだろう。メッセージウインドウにセーブとロードのボタンがなく、Systemからメニューを開いてセーブとロードを選ばないといけないのが少々手間だが、選択肢自体が少ないためQSave/QLoadで代用できる。CGモードの枠は20個、回想モードは30種類が用意されている。ボリュームは低価格ソフトとしての平均レベルは満たしているといえるだろう。ただ、世界史の授業なのに黒板が英語という背景とシナリオの不一致はどうにかならなかったんだろうか? CGの描き直しは大変だろうが、テキスト側を修正すればいいはず。ほかにも描写と一致しない部分がいくつかあるのが気になった。
トータルでみると、お手軽に姉妹を調教していく凌辱ゲームを求めている人にお薦めしたい出来の作品だ。難易度も低く、エロに集中することができるだろう。ただ、堕としていくというのは姉のあかりがメインであって、妹の麻美を堕としていく段階の部分はおまけだと思ってほしい。あかりを堕とす調教と力の入れようがまったく違うためだ。低価格ソフトの割には堕としていくという部分にかなり力を入れている作品で堪能できたかな。
攻略
ゲーム中に選択肢は2回しか出現しない。最初に出現する選択肢は麻美を選ぶ必要がある。あかりを選ぶとバッドENDへ直行だ。CGはないのでどのような結末か気になる人だけ見ればよいんじゃないかな?
麻美を脅す |
☆セーブポイント |
麻美にあかりを責めさせる |
【最大幸福の贄END】 |
☆セーブポイントから |
二人を責める |
【わたしたちのお仕事END】 |
(by 天城螢)