監禁陵辱調教 葉月&美緒
もーにんぐ | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
2980円(税込) | 1Play3時間 | 属性:調教、熟女、女子高生、野外露出プレイ |
難易度:7 | 2007/7/27発売 | オススメ:☆☆ |
スゴ腕の調教師が貞淑な人妻を淫らに仕上げる
©もーにんぐ
裏の世界では、「K」と呼ばれ畏怖されている調教師・木島啓介。クライアントの望みどおりに調教を施し、超一流の牝奴隷を何人も仕上げてきた。そんな彼の腕を見込み、大企業の社長が調教の依頼を持ちかけてきたのだが…。なんと、調教ターゲットは社長夫人の姫宮葉月だった! 政財界の大物たちが集まる秘密クラブで、美しく妖艶になった妻を披露したいらしい。はてして、調教は成功するのだろうか?
まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックだが、差分なしのCG31枚に回想26シーンという構成だ。低価格ソフトとしては、平均的なボリュームだね。ゲーム開始直後は、社長夫人・葉月の調教からスタートするが、すぐに社長の娘・美緒も調教できるようになるので、ストーリー分岐も楽しめる構成になっておりやす。が、残念ながら拙者は分岐を100%楽しめなかった……。色々試行錯誤を試みたのだが、個別エンドしか見られず、葉月&美緒の同時攻略ルートに入れなかったのねん。調教コマンドを半々に振り分けても個別エンドへ流れ、選択肢の組み合わせを色々試しても失敗。クリティカルな調教コマンドを選ばないとダメなんだろうか?
©もーにんぐ
ローラー作戦を試みればクリアできるかもしれないが、メッセージスキップの性能がイマイチで繰り返しプレイが正直シンドイ。画面が切り替わる手前でスキップが5秒程度つっかえ、スムーズにテキストが流れないのだ。また、スタッフロールもキャンセルできないので、攻略失敗時に即リスタートできない仕様も個人的にはNGポイント。システムの操作性・快適度をもう少し見直してほしいな。まぁ、アッサリ同時ルートに入れた人には、あまりマイナスポイントには感じない部分かもしれないね。
ゲーム内容は意外なほどにオーソドックスな仕上がりで逆にビックリした。クセのある原画を採用したゲームって、変態プレイや猟奇・肉体改造系調教など、ぶっ飛んだ展開になりがち。しかし、本作はハードボイルドな雰囲気を漂わせた主人公が、正統派なSM調教を施していく。どぎついエロを期待していた人には、ちょっとガッカリするかもしれないね。個人的に気になったのは、ハードボイルドな描写に違和感たっぷりの固有名詞表記だ。マルボロをマルボレ、バドワイザーをバドバイザー、マッキントッシュをモッキンテッッシュといった具合に、ちょっと笑えないパチモン表記にしてること。せっかくシリアスな感じに物語が展開してるのに、笑えない親父ギャグで雰囲気を台無しにしちゃうのはもったいないと思う。商品の固有名詞を直接表記できない事情があるなら、タバコ、ビールといった普通の名詞を使った方がイメージが崩れないのでは? というワケで、システム面の操作性の悪さと、中途半端になってしまったハードボイルド演出が気になり★2個評価。せめて万人受けする絵柄であれば、★3個でも良かった気もするのだが……。基本的なストーリーや調教シーンはキッチリ作ってあるので、原画に思い入れのある人はお試しあれ。
(by イ・ヤン提督)