堕淫巫女

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封印を解くために巫女を凌辱

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かつて散々悪事を働き、鵺の姿へ封じられてしまった死人使いの雄呂血丸は、封印を解いて元の姿へ戻ろうと画策していた。雄呂血丸を封印した巫女の娘である美戸乃にしかこの封印を解くことができないため、うまく言いくるめて封印を解こうとするも美戸乃の祖父の監視が厳しくてことごとく失敗。しかし、その祖父が成仏し、忌まわしき封印を解除する絶好のチャンスがやってきたのである。美戸乃の母が行方不明の今は、美戸乃が家業の魑魅魍魎退治をで請け負っている。まだ未熟な上に怖がりな美戸乃をピンチに陥れ、どさくさに紛れて封印を解かせようとするのだが……。

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地獄へと繋がっている谷があり、そのそばにある桐澤神社がゲームの舞台。地獄谷へ亡者たちが集まってくるため、神社の巫女が魑魅魍魎を代々抑え込んできたということになっている。そして神社の倉には妖しげなアイテムがいっぱい収められており、雄呂血丸はそれらをうまく利用して美戸乃の仕事の邪魔をしていく。ストーリー的にはコミカルなノリで進むが、ノリについて行けるかは人による感じだ。シナリオのほうはストーリーをぶった切る感じでアイキャッチが頻繁に入り、物語を楽しむプレイヤーの邪魔をしてくれるので少々ツラい。これは次回作以降ではぜひ改善してほしいと思う。ヒロインは巫女の美戸乃とその友人の可奈、万利香で、サブヒロインとして霊のめぐみと猫娘のキクが登場する。ほかにも犠牲者が出て来るがイベントのみだ。

エロのほうは主人公である雄呂血丸が鵺である以上、封印が解けるまでのＨシーンは道具を使ったものばかりでプレイヤーによっては物足りなさを感じる可能性がある点に注意が必要だ。それと、封印が解けたあとのＨシーンでも亡者どもに凌辱させたりするのでほかのヤツらに犯らせるのはイヤだという人は避けたほうがよいかもしれないし、可奈は終盤のほうでフタナリになってしまうため、フタナリにアレルギーのある人はプレイ前に覚悟が必要だ。それらに該当しない人ならばおかずゲーとしてそこそこ堪能できると思う。あと、序盤から中盤にかけて美戸乃や可奈、万利香たちを弄んでくれる魑魅魍魎たちは、どいつもこいつもというぐらいエロ触手を持っている感じで、触手好きな人は嬉しい作品かもしれない。

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ゲームのシステムのほうはクイックセーブ機能がない以外は一通りの機能があり快適にプレイすることができる。ただ、おまけ内にエンディングチェック機能があるのだが、その中に含まれないエンディングもゲーム中に存在するため、プレイヤー側からするとかなり不思議な仕様だ。CGのほうは美戸乃29、可奈18、万利香23、めぐみ8、キク10、その他9の計97枚であるが、これにはエロじゃないものも含まれているのと、3人が登場しているCGは各個のCG枠へ律儀に登録されるので重複がそこそこある。一見CGの数が多く見える仕様だ。回想のほうは美戸乃19、可奈24、万利香14、めぐみ4、キク7、その他12の計80種類となっている。

巫女を穢して堕としていくという設定が好きな人向けの作品ではあるが、フタナリなど一般うけしない要素などがあるのでお薦めは☆☆としておいた。そのあたりが気にならないという人は＋1で考えても大丈夫かも。ただし、ゲームの難易度はヒント機能がほしいぐらい高いのでそのあたりは覚悟しておいたほうがよいと思う。

   使い方

攻略のヒント

まず最初に断わっておくが、途中で断念したのでこのチャートではコンプリートできない。一応、おまけでチェックできるエンディング9種類のうち7種類には対応している。CGと回想にいくつか漏れが発生したものとなることと、セーブポイントの表記が攻略時に使っていたメモ（ABCはセーブデータのページ123に対応し、その後ろの番号がセーブデータNo.）になっている点にはご了承願いたい。地獄バスが登場する前にゲームが終わってしまうという人には参考になると思う。併記している選択肢は左から順に選んでシーンを回収して右の選択肢で通過してほしい。

（by 天城螢）