淫欲母娘
Bianca | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
3800円+税 | 1Play2時間 | 属性:親子丼 |
難易度:1 | 2006/7/21日発売 | オススメ:☆☆☆ |
上司とその娘の親子丼のお味は?
雑誌の編集者として働く主人公は、同じマンションに住む上司、高梨蓉子にしごかれる毎日。ある時、主人公は蓉子から夕食に誘われる。蓉子の娘の純と仲が良かったこともあり、気軽に招待を受けた主人公だったが、それをきっかけに主人公と母娘は親しくなっていくのだった。
タイトルを見ると、親子丼をテーマにした鬼畜モノっぽい印象を持つかもしれないけど、実際のストーリーは恋愛モノに近いね。主人公と関係を持ってしまい、しだいに主人公に惹かれていく母親。主人公に想いを寄せ、積極的に主人公にアプローチする娘という感じだ。まあ、それほどシリアスなストーリー展開ではないので、エロメインのヌキゲーといったところか。もちろん、タイトル通り親子丼はお約束。ルートによって違いはあるけど、たっぷりと親子丼を味わうことができる。親子丼もどちらかといえばラブラブな雰囲気なので、やっぱり鬼畜な感じは受けないね。
©Bianca
物語のヒロインとなるのは母親の蓉子と娘の純の2人。それほどボリュームのあるゲームというわけではないので、ヒロインの数を絞って1つ1つのイベントをしっかりと描くというのは正解だろう。ただ、この2人のキャラが被っているのが気になる。どちらもHシーンではちょっと恥ずかしがりながらも、積極的にHに応じるというキャラクター。ヒロインが2人いるのだから、もっと性格の違いをはっきりさせた方が良かったんじゃないかなぁ。例えば蓉子は妖艶に主人公を誘惑する、純はHに対しては奥手というようにね。そうすればもっとHシーンにメリハリがついたと思うんだけどね。現状では2人の性格が似ているために、どちらとHしても内容があまり変わらなくなってしまっている。これはちょっともったいなかったね。ただ、Hイベントのボリュームが十分にあるのはプラスポイント。CG枚数はは48枚。そのうちHイベントのものは45枚。イベント数は21。Hイベントは18となっていて、価格を考えれば十分なボリューム。ちなみに親子丼のイベントは5つとなっている。親子丼好きなら、コストパフォーマンスは高いと思えるだろう。
ゲームシステムは一般的なコマンド選択型AVGで、メッセージスキップやクイックセーブなど、必要と思えるものは一通り装備している。メッセージスキップのスピードがちょっと遅いけど、何度も繰り返しプレイし直さなければならないゲームでもないので、特に問題はないでしょう。ただ、前作の『人妻遊戯』とまったく同じシステムを使っているので、欠点もそのまま残されているのは残念。『人妻遊戯』や『人妻旅館』のレビューでも書いたけど、ゲームのウインドウの外、デスクトップなどをクリックしてもメッセージが進んでしまうというのは非常にプレイしづらい。MS-DOSなどのシングルタスクOSならばこれでも良かったんだろうけど、WindowsはマルチタスクOSなのだから、他のアプリが同時に動いているということを考えて欲しかった。また、マウスホイールが使えないというのもマイナス。
ハッキリ言って、シナリオ的には見るべき点はないけれど、Hシーンは充実しているので親子丼が好きならプレイする価値アリ。価格的にも気軽にプレイできる範囲内なので、気軽にできるヌキゲーを探しているならオススメだ。
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攻略
最初の選択肢で蓉子ルートと純ルートに分岐する。2つめの選択肢で「露天の岩風呂」を選ぶとハーレムエンド、「桧の個室風呂」を選ぶとキャラ別エンドだ。どのルートでの選択肢は2つしか出てこないので、難易度は低い。簡単にコンプリートできるでしょう。
身を挺して止める |
☆セーブポイント |
露天の岩風呂 |
【ハーレムエンド】 |
☆セーブポイントから |
桧の個室風呂 |
【蓉子エンド】 |
手伝う |
桧の個室風呂 |
【純エンド】 |
(by Suno)