守ってあげちゃう！女医編“れいこ”

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年上の女性とのラブラブＨシリーズ第4弾

人材派遣会社に登録して、その日暮らしをしている主人公、西岡武。偶然再会した幼なじみの小阪命と恋人同士になるものの、命は研修のためヨーロッパへ…。寂しい毎日を送っていた武だったが、割烹料理店の女将やカラオケボックスの店長といい関係に。そんなる日、武は風邪を引いてしまい病院へ行くことになった。そこで出会った美人女医のれいこが武に迫ってくるが!?

ポアシャラのダウンロード専用ソフト。露出をテーマとした『露出の女神さま』に対して、今作の『守ってあげちゃう！』は年上の女性がテーマかな？　この女医編はOL編、割烹女将篇、カラオケ篇に続くシリーズの4作目で、ストーリーは1話完結式ではあるんだけど、シリーズ全体で大きな1つのストーリーを構成するようになっているので、できれば発売順にプレイしておくと、より物語を楽しめるんじゃないかな。まあ、どれか1つだけをプレイしても、物語が全く理解できないということはないけどね。

©ポアシャラ

今回のヒロインであるれいこは、クールで知的な女医さん。といっても、ツンデレ系ヒロインというわけではなく、患者に対してはそれなりに人当たりもよくて、まさに大人の女性という感じ。そのれいこが主人公と2人きりになるとデレデレに甘えてくるというのが、このゲームのポイント。『守ってあげちゃう！』というタイトルから連想するような、年上の女性に甘えるというのとは正反対なので、この点は注意が必要。逆に、甘えられるシチュエーションが好きというプレイヤーなら楽しめそうだ。さらに、大人っぽい女性でありながら処女というのもポイントの1つ。ゲームの内容自体はひたすらＨの繰り返しで、実用性は高い。ヒロインのれいこが医者ということもあって、お医者さんごっこや薬を使ったプレイなどもあるけど、基本的にはラブラブな和姦がメイン。『露出の女神さま』と違って、前作のヒロインが登場するということもないので、Ｈはれいことだけだ。割烹女将篇のヒロインの戸部寛子やカラオケ篇の小林誠美が物語に絡んでくればもっと物語を楽しめたかな？

低価格ソフトとしてはCGやシステムのクオリティはまずまずの本作だけど、コストパフォーマンスという点から見るとちょっと厳しいと言わざるを得ない。このゲームのCG枚数は15枚。これは低価格ソフトとしても寂しい枚数。それに対して価格は2800円。おそらく次の5作目でシリーズは完結すると思うけど、全部そろえるとCG枚数的にはフルプライスのゲームとほぼ同等で、価格は14000円になってしまう。『露出の女神さま』のレビューでも書いたことだけど、これはコストパフォーマンス的に厳しいのでは？　ダウンロード販売専用と言うことで、気軽にプレイできるのはいいけれど、このコストパフォーマンスではほかのゲームの方が魅力的に見えてしまう。このあたりをもうちょっと考えてほしいというのがプレイしての正直な感想。というわけで、オススメ度はちょっと厳しめの☆2つ。できれば、シリーズが完結した時点で全作セットにしたものを安価でリリースしてほしいところだね。

   使い方

攻略

選択肢は2択が3回だけと、難易度は低いので攻略は必要ないかもしれないけど、一応念のためと言うことで…。3回とも欲望に忠実なものを選べばトゥルーエンド。1回でも違うものを選べばノーマルエンドとなる。ノーマルエンドは特にCGがあるわけでもないので、攻略的にはトゥルーエンドを見ればOKでしょう。

（by Suno）