イナホノミライ〜Crime Rhyme Paradox〜
FlyingShine黒 | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
8800円+税 | 1Play4時間 | 属性:輪姦、陵辱、女教師、女子高生 |
難易度:1 | 2006/4/28発売 | オススメ:☆☆ |
未来メールに翻弄されるヒロインたちの運命とは?
このゲームは『クライミライ2』に登場したサブヒロイン、女教師・建部稲穂にスポットを当てた作品だ。稲穂の過去にさかのぼり、彼女の教育実習生時代を描いているので、前作とのストーリー的な関連性はあまりない。この作品単独でプレイしても、「?」な部分はあまり感じることないと思うよ。前作をプレイしてない人でも、本作単体で遊べる構成だ。
さて、学園陵辱ゲームとして人気の高いシリーズ作品だけあり、本作も鬼畜ファンを裏切らないストーリー展開だ。輪姦シーンが充実しているのがポイントで、ドロドロを期待してる人は満足できるっしょ。ゲーム序盤は男性教師に脅迫され、Hを強要される実習生沙月。そして、男子生徒に不意を付かれ犯されてしまった櫻先生の物語が語られていく。弱みを握られた女教師が脅迫され犯される、というお決まりの展開は序盤まで。ゲーム中盤からは、「未来メール」の存在が物語に奥行きを与えていく。
©FlyingShine黒
未来メールとは、1週間のあいだだけ未来を教えてくれるという携帯メール。基本的に絶対外すことはない予言らしいが、万が一外れたら受信者に死が訪れるという…。そんなオカルトチックなメールを、稲穂たちが受け取ってしまい物語は大きく動き出すことに! メールに書かれている内容が、生徒たちの前で裸体をさらすことだったり、特定のシチュエーションでHを強要させるような文面だったのだ。メール内容を拒絶すれば予言が外れたことになり、受信者の稲穂たちには死が訪れる…。しかし、悪戯メールに踊らされてるだけかもしれない。そんな状況の中で、稲穂たちが取った行動とは?
という具合に、陵辱一直線になりがちな物語に未来メールというミステリアスな要素を加え、読み応えのあるAVGになっている。個人的にはイベントもストーリーも高評価なんだけど、システムに不満がある。攻略表を見てもらえば分かると思うが、選択肢が少なすぎて読まされ感が強いのだ。もともとノベル仕立てのシリーズなので、物語とHシーンの描写だけに特化していくのも正常進化と言えるかもしれない。しかし、従来のシリーズには視点切り替えのザッピングシステムや、陵辱時に好きな衣装を着せられる「茶屋町モード」など一工夫があった。その一手間に好感を抱いていたので、シンプルになってしまった本作には物足りなさを感じてしまうな。選択肢は少ないけど、選択肢から選択肢までの間のテキストは多いし、CG数も過不足なし。トータルのボリュームは、従来の作品と大差ないのかもしれない。でも、実際にプレイした実感だと、味気なさは否定できないかな。例えば、プレイヤーに未来メールを発信する役割を与え、ヒロインたちの運命に関与させるとか、何かしらプレイヤーサイドに行動させる要素が欲しかった。まぁ、「陵辱ゲーに邪魔なシステムなどいらないだろ?」って意見も多いと思うので、ここら辺の評価は微妙だよね。シリーズが一貫して選択肢が少ないシステムであれば、今作も違和感なく遊べたと思うんだけど…。一気にシステムが簡素化されてしまったのは、自分としては少し残念なので☆2個評価。でも、Hが楽しめればそれで満足って人は、☆3個以上はあると思うよ! 基本的なストーリー、イベントのエロ度は従来同様しっかりしてるからね。お手軽にゲームを楽しみたい人にオススメっす。
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攻略
攻略ってほどのチャートではないけど、一応表を掲載しておきやす。選択肢ごとにエンディングが分岐するので、セーブ&ロードでサクッとクリアできますよん。
エンド1 |
☆セーブ1 |
心配いらない |
☆セーブ2 |
詳しく聞く |
エンド2 |
☆セーブ2から |
話を合わせてくれたのかな? |
エンド3 |
☆セーブ1から |
ちょっと… |
(by イ・ヤン提督)