雷の戦士ライディ〜破邪の雷光〜
ZyX | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:6800円(税別) ダウンロード版:2400円(税込) | 1Play10時間 | 属性:犯られちゃう正義のヒロイン |
難易度:4 | 2005/8/12発売 | オススメ:☆☆ |
お手軽にプレイできる3DRPG
エルスという大陸を放浪している戦士、ライディ。雷を自在に操ることから、雷の戦士の異名を取るライディがやってきたのは、サッドという街だった。ゴーストタウンのごとく寂れたサッドの街。街が寂れてしまった理由は、街はずれにある塔に魔物が住み着き、若い女のコをさらっていってしまうからだった。正義感の強いライディは魔物を倒すべく、塔へ向かうが……。
このゲームはMS-DOS時代に発売された作品のリメイク。MS-DOS版が好きだった自分としては、どう進化しているかがもっとも気になっていたところだったんだけど……。はっきり言って、なにも変わっていなかった。リメイクというより、移植版と考えるべきだろう。変わったところといえば、CGが原画から変更されたことだけ。ダンジョンの構造もまったく同じ。オリジナル版が発売されてからずいぶん時間が経っているのだから、相当の進化があるんだろうと思っていた自分としては、ちょっとがっかりだったかも。というわけで、オススメ度は☆2つとしてしまったけど、オリジナル版を知らない人なら、☆3つくらいに考えていいんじゃないかな。
ゲームとしては3DRPGで、ダンジョンは小さめ。オートマッピングなどはないが、ダンジョンサイズが小さいこともあって、それほど不自由はしないはず。一応、ダンジョン内で拾えるアイテムとしてマップが用意されているので、これを拾えばマップを見ることは可能だ。ダンジョン内ではトラップや、謎解きもあるにはあるがそれほど難解なものはない。RPG初心者や、RPGは好きだけど時間が取れないという人にはちょうどいいボリュームといえそう。
©ZyX
このゲームのダンジョンは1階から6階までで構成されていて、それぞれの階にボスがいる。このボスを倒すと上の階に進むことができるシステムだが、ボスに負けるとヒロインであるライディが陵辱されるシーンを見ることができる。もちろん、その場合はゲームオーバーだけど、戦うヒロインが犯られちゃうというシチュエーションが好きという人には堪らないイベント。自分的にもかなりツボにハマった部分だね。このあたりは、オリジナル版をプレイしたことがある人にとっては、おなじみのシステムだろう。
Hシーンというのとは違うけど、このゲームに登場するモンスターは、ラスボスを除いてすべて女のコモンスター。ザコ敵を倒すと、服が脱げてしまうのはお約束。これらのCGもすべておまけモードに登録される。1つの階に出現するザコ敵は3種類。ダンジョンは6階建てなので、ザコ敵は全部で18種類ということになる。エンディングまでプレイすれば確実にすべてのモンスターを見ることができるハズ。まあ、もうちょっと種類が多くても良かった気もするけどね。
全体的な感想としては10年前だったら佳作だったんだけどね、という感じ。現代レベルで見るとややボリューム不足。ただ、お手軽にプレイできるRPGがほしいという人にはオススメできる。それ以外にも、正義のヒロインが犯られちゃうというシチュエーションが好きな人にもオススメ。オリジナル版が好きで、CGの変更が気にならない人も楽しめるだろう。ただし、ダンジョンの構造や謎解きなどはオリジナル版とまったく同じなので、純粋にゲームとして楽しみたいという場合はオリジナル版プレイ済みの人は要注意。
(by Suno)