七人のオンラインゲーマーズ-オフライン-

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ゲームでも現実でも、私を好きになって……

©G.J？

気になるゲームがある。「セブンウォーリアーズオンライン」、自分の分身ともいえるキャラをつくり、用意された世界で遊ぶネットワークRPGだ。ゲームとはいえ、フィールドを動き回るのはほとんどが見知らぬ他人−−主人公と同じように、どこからかこのゲームにアクセスしている人たちだ。始めたばかりで右も左もよくわからず、近くのモンスターを倒してはレベルアップに励んでいた彼は、怪物に襲われていた女キャラを助ける。誤解はあったものの、その日から2人での冒険が始まった。お互いの親密さが深まったとき、彼はそのキャラのプレイヤーと現実世界で会う約束をする。てっきり男だ、と思い込んでいた主人公の前に現れたのは、グラスメートで密かに好意を抱いていた女のコだった……。

ネットワークRPGを介し、現実世界とゲーム世界との交流を描いたこの作品は、オーソドックスなアドベンチャーゲームだ。ネットワークRPGは初めて、という人へは簡単な説明を作中でしてくれるので、特に困ることはない。

ゲームPlay中、何回かは「セブンウォーリアーズ」の世界を歩きまわることになるのだが、モンスターとのランダム戦闘などはなく、助けを求めたキャラ、もしくは行方不明になったキャラを探すときだけだ。物語そのものは、ゲーム内でのキャラとの会話と現実世界での会話で進んでいくが、選択肢の数は少なく、しかもそれぞれが攻略できる3人のキャラ名を含んだものになっているため、非常にわかりやすい。固定モンスター、または相手プレイヤーとの戦闘はあるが、これも難しくはなく、攻撃(時々は特攻や連携攻撃)をしているだけで勝てるので、ストレスはない。なお、戦闘時のカットインの迫力はなかなかのもので、随分と力を入れている。

肝心のHシーンは、3人のヒロインにつき数回用意されている。ゲーム内でのHと現実世界でのHに分かれるが、見所は現実に肌をあわせたときのほう。もちろん女のコにもそれぞれ悩み事があり、主人公がそれを解決したり心を支えたりして信頼しあい、時にはケンカしたり行き違いもあったけど、紆余曲折の末結ばれた、という達成感を味枠ことができる。何せ最初は見ず知らずの他人だったのだ。巨乳ぞろいでこれでもか！ といわんばかりに溢れ出るボリュームが、エロさにより拍車をかけている。残念なのはサブキャラとのSEXがないことくらいか。

（by 月面宙蛙）