黒の歌姫
CLOCK UP | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
8800+税 | 1Play3時間 | 属性:お姫様・調教・ファンタジー |
難易度:4 | Keyディスク不要 | オススメ:☆☆☆☆ |
高貴な姫君5人を堕落させよう
淫魔王として復活したレガートだが、その肉体は不完全で真の力を発揮できない状態だった。そこで目を付けたのが、オラトリオン王国にいる聖なる五人の歌姫たち。大地の歌姫オスティナ、炎の歌姫ラトゥカ、水の歌姫ジャニス、歌姫ミリル、そして光の歌姫フィーネ。 彼女たちを陵辱し身も心も支配できれば、その力を取り込み完全体の淫魔王になれるハズ! 力を取り戻した暁には、世界はどのような結末を迎えるのだろうか?
このゲームはファンタジー界を舞台としたAVGで、五人の姫君たちを調教&隷属させるのが目的となる。一般的なAVGだと、ヒロイン全員とコミュニケーションをはかり、一番好感度を上げた人物のルートに入るケースが多い。しかし、このゲームの場合は、オープニング直後の選択肢が重要。ここで誰の声に向かって主人公が近づくかで、その後誰のルートに進めるかが決まってしまう。オスティナの声に向かって進めば、本編はオスティナの物語が語られ、他キャラはほとんど登場しない。5人が勢揃いした状態での会話イベントは少ないため、オムニバスAVGに近い感じと言えるかも。各キャラが絡み合う複雑な人間ドラマを楽しむようなスタイルではなく、ある特定人物の物語をクローズアップし、その中で分岐を楽しむ感じだ。
©CLOCK UP
オムニバスっぽい構造ゆえ若干ゲーム性は希薄な感じもするが、演出に力を入れた雰囲気作りの巧さが光る作品だね。歌姫たちそれぞれに歌のムービーが用意されており、その神々しい歌声にウットリ。原画そのものも魅力的なので、ビジュアル的なモノを重視する人にはドンピシャかも。また、姫様たちの性格は、おっとり、高飛車、生意気、ロリ、清楚という、まったく異なるタイプをご用意。それぞれの個性を活かすHシーンが描かれており、飽きさせない展開になってるのが高ポイントだ。Hシーンの量も満足できるので、ビジュアル面での不満はあまりない。
高貴な姫君たちに中出したり、アナル調教や触手責めなどのディープなプレイが楽しめるので、姫属性の人にはオススメだ。個人的にはファンタジー路線が好きなので☆4個にしているが、ゲーム性が若干希薄な印象もあるので、そっち方面も重視する人には☆3個ぐらいかもしれない。ファンタジー系の作品はボリューミーなモノが多いけど、気軽に遊べるAVGなので時間をあまりかけずにHを楽しみたいって人に是非!
(by イ・ヤン提督)