人妻♪かすみさん2〜奥様・未亡人オーナーと共同性活〜
TinkerBell | Windows 98/2000/Me/XP | 640x480 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:3150円(税込) | 1Play約5時間(音声オン時で約6時間) | 属性:人妻 |
難易度:5 | 2004/10/15発売 | オススメ:☆☆☆ |
年上の女性との甘い生活
©TinkerBell
人妻である霞と主人公は、許されないと知りながらも関係を続けていた。そんなある日、霞の夫の転勤が決まる。それを機会に、夫と別れ主人公と暮らすことを望んだ霞だったが、まだ学生の主人公は戸惑うばかり。主人公の態度を見た霞は身を引く決意をし2人の関係は自然消滅してしまう…。そして2年後。主人公は霞の妹の春海から高原のペンションでのアルバイトを紹介される。このペンションで主人公は霞と再会する…。
タイトルこそ『人妻♪かすみさん2 奥様・未亡人オーナーと共同性活』だが、ストーリーは前作のその後というわけではなく、パラレルワードル的なもの。なので前作をプレイしていなくてもたいした問題はない。とりあえず、霞と主人公はかつて関係を持っていたが、現在は別れているということだけ理解しておけばOK。まあ、霞の妹の春海や娘の未央の名前が唐突に出てきて、戸惑うことはあるかもしれないけど大きな問題はないだろう。
登場するキャラクターは前作と同じく3人だが、メインヒロインの霞以外は全員新キャラ。メインヒロインの霞、霞の友人でありペンションのオーナーの奈津乃、ペンションの宿泊客の碧の3人。前作では未央のように年下の妹タイプの女のコもいたが、今回は全員年上。年上の女性との恋愛という作品のコンセプトを考えれば、今作の方がよりコンセプトに忠実といえそう。
前作との最大の違いは主人公と霞の距離だろう。前作では血の繋がりはないとはいえ叔母と甥の関係だったこともあって、最初からかなり親しい関係だった。ところが今回はゲーム冒頭で2人が別れてしまったこともあって、最初はかなりよそよそしい。当然、最初のHまではかなり時間がかかる。もっとも、その間Hシーンがないというわけではなく、碧が主人公にちょっかいをかけてきてHになだれ込んだりするので、イベント数は十分。ちなみにCG数は差分を含まずに85。イベント数は53となっている。特別多いわけではないが、ゲームのプレイ時間を考えれば妥当な線だろう。
ストーリーに関しては、前作と比べてやや重め。明るい雰囲気で始まった前作に対し、破局後から始まる今作の雰囲気が重くなるのはやむを得ないだろう。そのぶん後半に入って主人公と霞の関係が復活してからは、前作以上に甘い雰囲気となるので、年上の女性とイチャイチャするのが好きという人は要チェック。霞が主人公を喜ばせようとしてコスプレをしたりするのも前作と同じ。コスプレの種類もナース、バニーガール、スク水、ブルマ、裸エプロンと充実。
霞以外の2人では、ペンションオーナーの未亡人、奈津乃がかなりツボ。かわいいタイプの霞に対して奈津乃はツンデレ。しかも一見、Sっぽく見えて実はややMという設定。もちろんハッピーエンドもあるので、奈津乃目当てでプレイしても損はないはず。それに対して碧はちょっと扱いが悪い。あくまでも、主人公にちょっかいをかけてくるHなお姉さんというスタンスで、ハッピーエンドもナシ。テキストを読んでいれば、碧が主人公にちょっかいをかけてくる理由も語られているだけに、ちょっともったいない。霞並みとはいかなくても、せめて奈津乃並のストーリーが用意されていれば、かなり印象も変わったと思うんだけど…。
システムは前作と大きな変化はない。いつものTinkerBellのシステム。キャラごとの音声のオン、オフができないなどの不満はあるけど、おおむね快適にプレイできる。システム自体が軽いのもマシンパワーがないPCを使っている人にとってはうれしいはず。少なくともWindowsがまともに動いているのなら、ストレスを感じることはないはずだ。
霞以外の攻略可能キャラクターが変更され、「人妻」というコンセプトがよりはっきりした本作。あくまでも明るく甘い雰囲気を重視したシナリオなので、人妻と聞いてインモラルなものを想像する人は気をつけたほうがいいが、年上の女性との恋愛を楽しみたいというプレイヤーにはオススメ。安心して楽しめる1本だ。
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(by Suno)