ふた魔女
TEATIME | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
8800円+税 | 1Play4時間 | 属性:魔女っ娘、双子 |
難易度:6 | Keyディスク不要 | オススメ:☆☆☆ |
魔王の力で双子にイタズラ!
人知れぬ森の奥に存在する全寮制の魔法学園。そんな学園に通っている主人公は、落ちこぼれの魔法使いのタマゴ。ある日、そんな学園に2組の双子が転校してきた。双子は400年前に魔王と戦い、これを封印した魔女の子孫で、封印を破った魔王を追ってきたという。そして、主人公こそが魔王だというのだ。魔王封印を目的とする白魔女。魔王の復活をめざす黒魔女。さらに、乱暴者の妹まで加わって、主人公はどうなってしまうのか!?
ゲームは魔王である主人公を巡ってのドタバタコメディーとして進んでいく。主人公の童貞を狙って迫ってくる黒魔女、主人公を守ろうとしてドタバタに巻き込まれてしまう白魔女、そして、Hなトラブルを起こした主人公にツッコミまくる双子の妹という感じだ。このコミカルな部分は、なかなかいい感じで楽しめた。特に妹の優佳の性格は、ツンデレ好きなら楽しめるんじゃないかな。ちなみにゲームのメインヒロインは優佳。白魔女と黒魔女はサブヒロイン扱いなので、白魔女と黒魔女が好きだという人は気をつけよう。
©TEATIME
問題はこうしたドタバタイベントの数が少なすぎること。コメディ作品として見るとイベント数が少ないし、ゲーム後半はシリアス風味。かといってシリアス作品かというと、後半へ向けての伏線が少ないので、後半の展開が唐突すぎる。どちらにしても中途半端。ゲーム前半のドタバタが楽しかっただけに、最後までそのノリで突っ走ってくれたら良かったんだけどね。
ゲームシステムは時間制限付きの選択肢を選んでいくというもの。選択肢自体はそれほど判断に迷うものはないんだけど、時間制限が割とシビアで、一定時間が経過しないと出現しない選択肢があったりして、難易度は意外と高め。ゆっくり考える時間もないので、かなり慌ただしく感じてしまった。時間制限はなくても良かったかもね。
そして、システム面で問題なのは解像度。通常、フルスクリーンでゲームをプレイすると、モニターの解像度がゲーム画面にあわせて変更される。ところがこのゲームではモニターの解像度は変更せず、ゲーム画面をモニターの解像度に合わせて拡大するようになっている。そのため、モニターを高解像度で使用していると、画面がかなりボケた感じになってしまう。自分はモニターの解像度は1600×1200で使っているんだけど、画像がぼやけているのがかなり気になった。まあ、ゲーム起動前に手動で解像度を変更しておけばいいことなんだけど、面倒といえば面倒なので、やはりプログラム的に解像度を変更してほしかったな。
萌え3DのTEATIMEの2D作品ということで注目していたんだけど、個人的にはちょっと残念な内容だったということでオススメ度は☆3つ。だけど双子の魔女っ娘とのHシーンはすべて3P、フィニッシュも中出し、外出し、姉と妹のどちらに出すか選べるなど充実しているので、双子との3Pというシチュエーションに惹かれるものがあるなら、チェックしてみてもいいかも。
(by Suno)