性愛学園ふぇち科
せ・き・ら・ら | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:2400円(税込) | 1Play約5時間(音声オン時で約6時間) | 属性:コスプレ |
難易度:4 | 2005/2/25発売 | オススメ:☆☆☆ |
過激なフェチルックの異世界で大騒動
©せ・き・ら・ら
夏休みも終わろうとしているある日、主人公は従妹の紗那と一緒に、紗那の姉、悠姫がアルバイトをしている神社へと向かった。そこで突然の落雷が3人を襲う。とっさに悠姫と紗那をかばった主人公は、雷に打たれ意識を失う……。主人公の意識が戻ったとき、3人は異世界に飛ばされていた。異世界といっても1つを除いて主人公たちの世界と変わりはない。その違いとは、女のコたちの服装が以上に露出の多い、過激なフェチルックだということ。目のやりどころに困るような世界で、うれしい毎日を想像する主人公だったが!?
システムはブロス系のいつものシステム。特筆する点はないが、安定していて快適にプレイできるシステムとなっている。コマンド選択型AVGとしては、ほぼ完成型に近いといえそう。セーブ可能数は50となっているが、ゲームの難易度がそれほど高くないので、必要十分だろう。
このゲームの魅力はなんといっても、コスチューム。学園の制服はハイレグレオタード風、教師はバニーガールスタイル。しかも、かろうじて乳首と局部を隠しているだけというもの。もちろん、私服もそれと同等か、それ以上の露出度。悠姫は巫女のアルバイトをしているので、シースルーの巫女服も登場。フェティッシュなコスチュームが好きという人なら、満足できる内容だろう。特に立ちキャラは衣装数、表情数ともにバリエーション豊富で、かなりかわいく描かれているので、見ているだけでも飽きない。CG数は差分を含まずに78枚。差分を含めると200枚近くあり、CG目当てで手を出しても損はないはず。そのCGのクオリティもかなり高い。かわいい絵柄に淡い塗りがマッチして好印象。
Hシーンは全部で45種類。尺もまずまず長く、満足度は大きい。内容は純愛系のモノばかりで、陵辱的なものはなし。明るく楽しいHがメイン。攻略可能キャラはメインヒロインが悠姫と紗那の姉妹、クラスメイトの琴梨の3人。サブキャラとして教師の舞花、主人公の兄の婚約者のあかりの2人となっているが、それぞれにHシーンが用意されている。ただし、あかりはハーレムエンド専用キャラとなっていて、単独のエンディングはない。Hシーンで残念なのが、コスチュームを活かしたものがないということ。特異なコスチュームがウリなのだから、それを活かしたプレイがあれば、もっと盛り上がったと思うのだけど……。Hが始まると全裸になってしまうシーンがあるのも残念。ここはやはり、すべてのHシーンを半脱ぎにしてほしかったところ。
ストーリーに関しては可もなく不可もなくといった感じ。異世界といっても、その世界の住んでいた主人公たちと入れ替わってしまったという設定なので、何事もなかったかのように日常生活が始まってしまうし、周囲の人たちも気がついていないので、これといった事件が起こるわけではない。一応、元の世界に戻るというエンディングはあるが、唐突に戻ってしまうだけなので、特に印象に残るモノでもない。とはいえ、安定感のある、いい意味で予定調和の世界なので、ヘンな世界に飛ばされてしまった主人公たちのドタバタを、難しいことを考えずに楽しむことができる人なら十分に楽しめるだろう。
この作品のダウンロード版の購入はこちら ⇒ DMM
(by Suno)