人形の館 〜淫夢に抱かれたメイドたち〜
アトリエかぐや TEAM HEARTBEAT | Windows98/Me/2000/XP | 640x480 |
パッケージ版:8800円(税別) ダウンロード版:3980円(税込) | 1Play約2時間(音声オン時は3〜4時間) | 属性:メイド |
難易度:5 | 2002/10/25発売 | オススメ:☆☆☆☆☆(メイド) |
人形の魔力で使用人からご主人様に
©アトリエかぐや
「メイドゲームで一番エロいのは?」と聞かれたら、迷わず『人形の館』と答えます。Hシーンの質、量ともにナンバー1。メイドさんの濃厚なご奉仕をお求めのご主人様にはうってつけの作品です。
フリーターの崇(たかし)が住み込みの使用人として働きはじめた大富豪の屋敷には、女主人、お嬢様、メイドたちと魅力的な女性がいっぱい。ある日、崇は屋根裏部屋で古びたドールハウスと人形を発見するが、その人形には屋敷の女性たちを操る魔力が秘められていた。人形を操作すると、女たちは彼をご主人様と呼び、いうがままになるのだった。
このゲームではストーリーだけでなく、システムにも主人公が見つけた人形がかかわっている。屋敷内の移動と会話でのコマンド選択といった普通のアドベンチャーゲームのスタイルに加えて、ドールハウスで人形を動かすフェイズがあるのが特徴。ヒロインの人形をすごろくのように1部屋ずつ動かしていくのだが、ドールハウスの造りは入り組んいて、通路でつながった2つの部屋に2人の人形を置くと3Pイベントが発生するなどパズル的な要素がある。そのため1人の攻略なら簡単なのだが、同時攻略はちょっと頭を使う。
人形を動かすとHイベントが発生するわけだが、その間、主人公は使用人という立場から一転、ご主人様になる。使用人同士、タメ口で接していたメイドさんに突然敬語を使われ、セクハラもHもやりたい放題。そして、Hのあとには魔力の効果がなくなり、また対等な関係に戻る。女のコには操られていたときの記憶はないが、夢の中の出来事のような感じでなんとなく覚えていて赤面したりする演出もなかなか萌える。このような状況に最初は戸惑う主人公だが、だんだんと欲望をエスカレートさせてゆく。
メイドキャラは3人。純情でやさしい七海。無表情、無感情(いわゆるアヤナミ系)の紫苑。マイペースでHにも積極的なマリア。このほかに気の強いお嬢様、天然系の奥様、ショタコンの家庭教師とメイドさん以外のヒロインも3人いる。このうち七海、紫苑、お嬢様がメインヒロインで、あとの3人がサブヒロインという扱い。メインの3人には恋人ルートと奴隷ルートがあるが、サブの3人は1本のルートのみ。そのぶんイベントは少ないが、サブヒロインでも8回程度(メインヒロインは12回前後)のHイベントがあるのでボリューム感はたっぷりだ。
さらにハーレムルートもあり、3P、4PといったHシーンが多いも特徴で、メイド萌えでなくてもハーレム好きな人は要チェック。また、アトリエかぐやのゲーム全体にいえることだが、1つひとつのHイベントの尺が長く、Hなセリフもバリバリ喋るので実用度が高い。
適度なゲーム性もあって、Hイベントは稀に見るハイレベル。すでに生産は終了されているので、ショップで見つけたら即購入をオススメします。
(by 館まもる)