どっぷり中出し学園戦争
SQUEEZ | Windows98SE/Me/2000/XP/Vista | 800x600 |
8800円(税別) | 1Play9時間 | 属性:学園モノ、中出し、ぶっかけ、多人数プレイ |
難易度:7 | 2008/8/29発売 | オススメ:☆☆☆ |
薬で強化された肉体で中出し三昧
©SQUEEZ
女のコに縁のない主人公は、彼を心配した父親によって無理やり転校させられてしまった。転校した先は名門女子校・乙女女学園。学園でただ1人の男となった主人公は、幼なじみの作った薬、「人類強化剤27号」を飲んでしまい、人間離れした絶倫になってしまう。主人公はその圧倒的な体力にものを言わせて、学園の女教師、生徒会役員たちに中出しを決めていく!
タイトルは『学園戦争』となっていて、これは生徒会と女教師たちが対立しているということなんだけど、この対立という部分はあまりストーリーに活かされてはいないね。一応、それっぽいシーンもあるにはあるんだけど、数は少ないし、軽く流されてしまう感じで、物語のメインにはなっていない。どちらかというと、主人公がヒロインを押し倒し、押し倒されたヒロインは主人公の絶倫ぶりにメロメロに……ということが繰り返されるだけのストーリーと思った方がいい。ノリ的にはバカゲーのノリに近いかな。まあ、このゲームに緻密なストーリーとかを期待する人もいないだろうし、こういうシンプルな物語にしたのは正解だろうね。
プレイヤーがこのゲームに求めるものといえば、やっぱりエロだろう。特に豪快な中出しじゃないかと思う。ではこれらが楽しめるかというと、ちょっと疑問だったりする。ゲームのシステム上、かなり選択肢が多くて、サクサクとプレイするというわけにいかないし、やっとHシーンに入ったと思っても、コンボを選ばされるシステムのため、せっかくのエロを純粋に楽しめなくなっているんだよね。しかも、上手くコンボを決めても、Hシーンにもエンディングにも影響はないのだから、このシステムの存在そのものに疑問を感じてしまう。また、このゲームでは日常シーンでもアニメが使われていたりするんだけど、これも本当に必要だったのか疑問。なんというか、ゲームシステムに拘りすぎて、ヌキゲーとしての本質を見失ってしまったという印象だ。
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とはいっても、Hイベント数は63あって、どれもイベントの尺自体はしっかりとあるので、実用性は十分。ちょっと意外だったのが、中出しだけでなく、ぶっかけも充実していたこと。公式サイトのアオリで「7連続射精OK!」というのがあるけど、7回のうち半分くらいは外出しで、「ありえねぇ〜」とツッコミを入れたくなるくらい豪快に、ヒロインがドロドロになるまでぶっかけてくれるので、外出しの方が好きという人も満足できるんじゃないかと。中出しよりも外出しの方が見た目に派手だから、こういうシステムになったんだろうね。ちょっと残念だったのが、ヒロインの個性が薄くて、感情移入しづらいこと。このゲームには12人のヒロインが登場するんだけど、人数が多い分、1人1人のイベントが薄くなってしまった感じがする。まぁ、この人数でキャラ別イベントを充実させたらとんでもないボリュームになってしまうし、人数が多い分、多人数プレイのイベントが充実しているので、許容範囲ではあるんだけど。
ヌキゲーでありながら、エロに集中できないシステムだったということでオススメ度は☆3つ。もっとシステムをシンプルにして、ヌキゲーに徹した作りになっていればオススメ度☆4ついけたと思うんだけどね。ちょっともったいない作品だった。イベント数やCGは十分にあって、コストパフォーマンス自体は悪くないので、中出しやぶっかけ、ハーレムが好きな人にならオススメできる作品だろう。
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(by Suno)