人妻戦隊アイサイガーFLASH
ディスカバリー | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
パッケージ版:9240円(税込) ダウンロード版:3570円(税込) | 1Play4時間 | 属性:変身ヒロイン、人妻、凌辱、カードバトル |
難易度:8 | 2008/5/30発売 | オススメ:☆☆☆ |
アイサイガー最後の戦いが始まる
©Discovery
待望の赤ちゃんを授かった美紅は、直太朗と出産予定日を楽しみに待っていたのだが……。妊娠8ヶ月目にして突然お腹がへこんでしまった! 病院で検査した結果、なんと妊娠の痕跡が跡形もなく消えていたのだ。混乱する美紅の前に突如謎の梃魔法師・玄奘が現れ、「我らの目的を果たすため、仕方なく赤子を消した」と衝撃的な事実を告げるのだった。梃魔たちの陰謀によって奪われた赤ちゃんを、美紅は助けることができるのだろうか?
本作は『人妻戦隊アイサイガー』シーズの3作目で、今回の作品で物語は完結する。過去の作品から複数名のキャラが再登場するので、本作から遊ぶとストーリー展開や人間関係を把握するのはちょっと難しいかもしれない。基本的には前作・前々作をプレイした人向けと言っていいだろう。アイサイガーファンにとっては、シリーズの集大成的な作品なので見どころはたっぷりだ。時間をさかのぼるイベントがあり、美紅の初体験の秘密が明かされたり、各キャラごとのビックリエピソードが楽しめるのがミソ。また、各キャラ個別エンドもキレイな結末をキッチリ描いているので、消化不良でモヤモヤさせられることもないと思うよ。シリーズ最終回に相応しい内容なんじゃないかな。
©Discovery
ただ、ストーリーの完成度は合格点だが、複数回プレイを前提に作られてるシステムとしては、いささか不満がある。まず、メッセージのスキップ性能が悪い! コントロールキーを押しながらのスキップなら遅さは感じないが、スキップボタンを実行したときの処理はダメダメだ。立ちキャラの描画や変身シーンで処理が重くなりイライラする。スキップボタンでも、コントロールキー押し同様の速度で処理してほしかった。ストーリーの尺が短いなら現状のスキップ機能でも苦にならないが、本作のテキスト量はかなり多いので正直シンドイですわ。また、本編と本編の間に各キャラ個別ルートを挟む構成も評価が分かれる部分だ。各キャラ個別エンドを制覇するために、本編を何度となくプレイさせれるので、2回目以降のスキップ率はかなり高い。ボッーとしてる時間が長くなり、拙者はストーリーに没頭しにくかった。もう少し既読テキストが生じにくいストーリー構成にして欲しかったなぁ。
さて、本作の凌辱キーワードは「家畜」。バッドルートに入れば、焼き印を肌に押し付けられたり、ピアッシングを施され家畜のように飼われるヒロインたちの艶姿をたっぷり楽しめやす。戦闘ごとに怪人に凌辱される敗北イベントが用意されてるので、寝取られ好きな人は満足できるハズ。愛する妻が敵に孕まされる展開は、生唾ごっくんものだ。ここら辺の魅力はシリーズ共通で、ヒロインのHを出し惜しみしない潔さに拍手だ。また、妻ゲーならではの「浮気」要素もあり、美紅のお母さん風見子と、ゼジル女王と結ばれる結末があったのもポイント高いね。まぁ、直太朗が美紅以外のアイサイガーたちを寝取る結末がなかったので、本格的な寝取り展開を期待してる人は少し注意が必要かも。というワケで、メッセージスキップが鈍くさいとこを除けば、アイサイガーファンなら十分満足できる仕上がりだと思う。マニアックなクイズや、完成度の高いカードバトル(強制勝利&敗北で通過可能)など、お楽しみ要素満載だ。ファンの人なら買って悔い無し!
(by イ・ヤン提督)