対魔忍アサギ外伝〜カオス・アリーナ編〜

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アサギに襲い掛かる新たなる刺客登場

女忍者の死闘を描いた『対魔忍アサギ』は、以前レビューしたときは☆4個という上々の評価。価格とエロのバランスが良く、コストパフォーマンスが高い良作だった。今回発売される外伝では、本編で描ききれなかったカオス・アリーナでの死闘＆Ｈシーンが描かれている。新キャラのスネークレディが登場し、アサギを執拗に責めまくるぞ〜。シナリオ的には本編をプレイした人を前提とした作り込みになっているので、本編から遊ばないと外伝の面白さは半減してしまうだろうね。遊ぶなら本編が先だ。

さて、外伝の内容は正直評価が微妙だ。スネークレディのレズ責めは淫蕩な雰囲気がエロいし、敗北したアサギに術を施し、電車内で陵辱する設定も個人的には大好きなシチュエーション。エロの好みは合致してたんだけど、物語の絶対的なボリュームが不足していた印象がある。CG枚数は11点で、プレイ中に実行する選択肢はゼロ。マウスをクリックしてるだけで終わってしまうので、AVGというよりノベル的な印象が強まっている。ノベルならばテキスト量で圧倒して欲しいところだが、ストーリーは本編の1/3ぐらい。ノベルというにはテキスト量が少ないので、感覚的には贅沢なおまけシナリオって感じだろうか？

©BLACK LILITH

ボリューム的には淡泊な印象があるが、よくよく考えるとお値段1000円なので、価格に対するコストパフォーマンスはそれほど悪くないのかもしれない。ただ、ボリュームが本編の1/3なら、価格も1800円の1/3で600円ぐらいにしてくれないと、少し割高に感じてしまう人もいるだろう。まぁ、ソフトの価格は単純にCG枚数から逆算して決められないので、適正価格がいくらなのか判断するのは微妙な問題かもしれないね。個人的には、アサギ本編が好きだったので、外伝が楽しめただけで1000円払った価値があるという気持ちが半分。それと、お気に入りの作品の外伝だったので、もっとボリュームある作品を遊ばせて欲しかったという気持ちも半分。よって評価は☆3個という感じかな？

（by イ・ヤン提督）