ぜったい中出し警報！−中出ししないと人類滅亡！？−

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一週間Ｈしまくりの学園生活!?

真夏日に父親の忘れ物を届けるために、父親が勤める日原研究所を訪れた主人公は、あまりの暑さで研究所に置かれていたドリンクらしきものを飲んでしまった。ところがそれはドリンクなどではなく、新種のウイルスだったのだ。感染した男の精液が空気と混ざるとわずか1mgで百人は殺すことができるような凶悪なウイルスになるのだという。偶然できてしまったウイルスのため、治療法はまだ見つかっていなかった。致死性の高いウイルスによる惨劇を回避するためには女性の唾液・愛液・腸液などで中和するしかないらしい。ただ、ウイルスは1週間ほどで死滅するのだが、その間はちょっとしたことでも発情してしまうほど性欲が強くなるのだった。被害を防ぐべく主人公は研究所から派遣されてくる人たちとＨする日々を送ることになる。

© 2008 softhouse-seal All Rights Rserved.

おかずゲームの本作は、その設定からして「そんな危険なウイルスになることがどうしてわかったんだ？」「中和の方法もどうやって？」というようにツッコミどころ満載だ。まあ、おかずゲームだから細かいことを気にしてもしょうがないのかもしれないけどね。ゲームは派遣されてきた3人の誘惑を断るかどうかで進めていくシステムだ。

最初の被害者は顔見知りの研究員である高郷光だ。彼女はまだ処女であり、処女を守るためにアナル中出しと冒頭からアブノーマルな展開が待ち受けている。しかもその直後に研究員の園崎葵がわざと誘惑してきて性欲を刺激されてＨとなるハイペースのストーリー展開だ。そのＨを幼馴染のもとかに見られて怒られるが、主人公の性欲処理で女性が派遣されてくることになっては、これまで素直に好きといえないでいた幼馴染も自分の心を抑え込むことができなくなって対抗してくることに……。

© 2008 softhouse-seal All Rights Rserved.

学園でも担任が派遣されてきたジョディ先生に代わり、転校生として柚木舞子とジョディ先生の妹を名乗るハンナが派遣されてきて搾り取られていく。ジョディ＆ハンナは趣味を兼ねて（？）Ｈを求めてくるわけだけど、二重人格的な舞子は任務だからと意外に冷たい感じだ。それがＨを繰り返すうちにどう変わっていくのかを楽しもうという作品かな。

そしてゲーム本編は、幼馴染もとかにヤキモチを焼かれながら過ごす学園生活は1日1回性処理をしてもらうというもの。誰か1人を選ぶともうほかの人とはＨできない作りだ。しかし、FPIから派遣されてきたジョディ先生はエッチのたびに拳銃を持ち出そうとする感覚が変なお方だし、ハンナはコスプレＨ好きなヒロイン、ツンケンしている舞子は処女で男のことをわかっていない……とFPIは組織的に何か問題があるんじゃ……。

システムまわりは快適にプレイできるようになっているので困ることはないと思う。おまけのほうはCGモード枠24個、回想シーン24種類となっていた。一部のシーンは軽くアニメーションする。ダウンロード版は税込1995円だからコストパフォーマンスは良好かな。とはいえ、ヒロインが4人でサブキャラ2人であるため、1人1人のシーン数を多く求めたい人には微妙かもしれない。おかずだからヒロインは多いほうがいいという人ならば、その点には問題なく嬉しいことだよね。

全体的に見た場合に気になるのは、中出しというタイトルだが口内射精やアナル中出しも割とあるということ。また、ウイルスに感染中は生殖能力が落ちるという設定もあり、求めているものと合わないと感じる人がいるかもしれない。テキスト量も少なめであるため、テキスト重視の人にはあまり向かないと思う。購入時にはそのあたりに注意してね。サブキャラだけど、光は処女を奪われずに済んだというのが少々意外だったかな。

   使い方

攻略

FPIから派遣されてきたエージェントの3人はＨをするか聞いてくる。3人とも断ると幼馴染とのＨとなるので、それさえわかれば特定のヒロインとＨしていくだけでエンディングを見ることができる。

（by 伊織舞也）