淫妖蟲 蝕〜凌触島退魔録〜

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触手に蹂躙される女退魔師の悲劇的な結末満載！

夏真っ盛りのある日、退魔屋本舗黒猫支店に調査依頼が舞い込んでくる。ある島で神隠しの被害が続出しているので、原因を突き止めてほしいというのだ。前作の主人公ヤマトは別件で動けないため、深琴、武、水依の女性メンバーだけで現場に向かうことになったのだが…。最強の退魔師ヤマト抜きで、深琴たちは無事任務を果たせるだろうか？

本作は、退魔師と妖魔の戦いを描いた『淫妖蟲』シリーズの続編。任務に失敗したときのバッドエンドルートの描写に力を入れた構成がウリだ。ただ妖魔に犯されるだけでなく、妖魔の子供を妊娠、出産するまでを描いているのがミソ。極太のナニや触手が内蔵を犯し抜き、尋常ならざる量の精液をドバドバッと注ぎ込むシーンは圧巻っすね。妖魔の呪いで不死の身体にされるので、どんな地獄責めでもOKという設定がアツイ！　前作同様に、鬼畜ゲー好きの人を裏切らないダークな展開が楽しめるよ。

©TinkerBell

個人的にツボにはまったＨシーンは、鼻責めと胎内のスケルトン描写。触手の侵入する場所といえば、口やアソコ、アナルが定番。ちょっと珍しいと、尿道、乳首、ヘソってパターンもある。が、本作では盲点だった鼻の穴からの侵入が描かれてたおり、レアなシーンを見られて良かった！　細身の触手が鼻から入っていくのを見たとき、触手マニアな拙者は感動したよ（笑）。しかも、鼻腔内部をスケスケのスケルトン描写にしてるので、触手が入っていくところがリアルなんだよね〜。また、腹部にとぐろを巻くように侵入した触手の映像も、スケルトン映像で見せてくれたのもナイス。胎内が触手に犯される衝撃映像が堪能できて、かなりの高ポイントだ。触手だけに目が行きがちだが、妖魔に支配された島の男達がヒロインたちを輪姦調教するシーンも見どころたっぷり。非現実離れした触手より、生々しいリアル感があってエロ度は抜群！

というわけで、エロに関しては文句の付けようがない出来栄えだが、システムは評価が分かれるかもしれないね。ゲームはコマンド選択のAVGで、いわゆるデストラップ型の構成だ。二択でミスるとバッドエンドへ、正解すると次のシーンに進むってスタイルを採用している。このシステムだとセーブ＆ロードをしながらの1プレイで制覇できちゃうが、本作ではゲーム性を持たせるため工夫が施されているのだ。1回目にバッドに到達したときは1シーンのアッサリ描写なのだが、二巡目以降に同じバッドエンドを見ると、シーン追加がありエロ度が数段アップしているのがミソ。個人的には複数回プレイを前提とした作りを評価したいが、一巡目に全部見せちゃっても結果的には同じような気もする。むしろ追加シーンがある部分までは同一展開なので、テキストをスキップしてる時間がもったいないかも。既存バッドに追加シーンを設けるより、新規バッドルートを設け、メッセージスキップ率を減らした方がベターだと思う。複数回プレイをさせるなら、なるべく新規テキスト、イベントを見せる方向で構成して欲しいな。でも、システムは軽めでプレイヤーの負担は重くはないので、ゲームの魅力を損なうことはない。触手の凄まじい責めに敬意を表し、★5個の満点でござる！

   使い方

攻略

基本的にはデストラップ型の構成なので、選択肢ごとにセーブしてバッドを制覇しながらエンディングを目指せばOK。しかし、二巡目以降に追加バッドシーンがあったり、桜花シナリオのON、トゥルーエンドへの道など追加要素もあるので注意してほしい。バッドエンドは見た順番にA〜Nと記し、追加シーンを見るプレイ時に「A+」のように+印を付けてあるので参考にどうぞ。

（by イ・ヤン提督）