集団痴漢電車 後編

痴漢冤罪を仕掛けてきた相手に反撃に出る勇次

痴漢請負業を営む女達にハメられた主人公は、いよいよ痴漢冤罪を仕掛けてきた本人である敵の特攻隊長へ復讐を開始する。痴漢の神様から授かったテクを駆使して堕とさねばならないが、失敗しても誰も助けてはくれはしない。だが、恨みを晴らすために努力をしてきた彼はためらいもなく痴漢を始めるのだった。

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痴漢シーンは電車内というのが一切感じられない第三者が存在しないような2人のＨシーンとして描かれているので、何か物足りない印象を受けるかもしれません。痴漢というシチュエーションを期待している人には特に。2人が行為に没頭している演出という見方も出来ますが、痴漢というハイリスクな行為へのスリルというようなものがこの作品の演出にないから何かが欠けているように感じるのでしょうか。

しかし、冒頭の痴漢シーンは痴漢の神様を叩きつぶそうと待ち受けていた平成建設の罠だったため、勇次は敵の手に落ちてしまい、まさに拷問のようなことを受けてしまうという展開が待っています。それをどう救い出すのか、痴漢側の反撃が期待されるわけですがその期待は裏切られません。助けないとはいいつつも、結局弟子を総動員して助けようと行動する痴漢の神様。彼が実質主人公なのかという感じの大活躍が意外で驚きでした。

急展開で進んでいくので、状況を把握できないままに最初の再生が終わるかもしれない可能性はあります。前編を見たのがずいぶん前でその内容を忘れているようだと、前編を見てから再生したほうがよいであろう作品ですね。

（by 天城螢）